
本記事は「釜山ホテルフォーレプレミア南浦」の予約室スタッフに直接取材をさせていただき、スタッフ自身も通う、イチオシのお店を詳しくご紹介しています。
釜山旅行を計画中で、ローカルグルメが気になっている方へ。釜山の中でも南浦洞(ナンポドン)は、ショッピングや観光スポットが集まるだけでなく、地元の人々に愛される美味しいグルメがひしめくエリアでもあります。
今回ご紹介するのは、「ホテルフォーレプレミア南浦」のスタッフに取材し、実際にスタッフも通っている、本当におすすめしたいローカル飲食店7選。
味・雰囲気・コスパすべてにおいて満足できる名店ばかりを厳選しました。旅の合間にふらっと立ち寄れる美味しいお店ばかりで、釜山・南浦洞で「失敗しないグルメ体験」を求めている方は、ぜひこのグルメリストを参考にしてみてください。
- 南浦洞エリアで地元民も通う本当に美味しいお店
- 各店舗の特徴やおすすめメニュー
- 飲食店の立地や雰囲気
- 韓国語ができなくても安心して利用できるお店
釜山・南浦洞のローカルグルメ7選

釜山の南浦洞(ナンポドン)は、ローカルな雰囲気と活気が魅力のエリアです。チャガルチ市場や国際市場、BIFF広場といった人気観光地が集まり、地元の食文化も色濃く残っています。
実際にこの街で働く人や、ホテルスタッフが「本当に美味しい」と太鼓判を押す店は、どれも飾らない外観の中に、深い味わいと歴史を感じさせる名店ばかり。観光客でも入りやすく、韓国語が話せなくてもアプリを使って問題なく注文できるお店が多いのも安心ポイントです。
以下でご紹介するお店は、いずれも徒歩で気軽に行ける距離にあり、地元の人からも長く支持を集めています。どのお店も個性があり、旅行中の食事を楽しむにはぴったりのラインナップです。
①ペックァヤンコプチャン
「ペックァヤンコプチャン(백화양곱창)」は、現地グルメ好きから絶大な支持を得ている牛ホルモン専門店です。
Netflixのバラエティ番組「チョン・ヒョンム計画」にも登場し、さらに注目度が高まりました。旅行客はもちろん、地元の韓国人にとっても“釜山といえばココ”というほどの存在感を放っています。
このお店の最大の特徴は、熟練の店主が、目の前でホルモンを丁寧に焼いてくれるスタイル。自分で焼かなくていいので、焼き加減に自信がない人でも安心です。
盛り合わせは、塩味とタレから選べ、どちらもクセが少なく、プリップリの食感が楽しめると好評。さらにレバーやミノなど複数の部位がバランスよく含まれており、ホルモン好きにはたまらない一皿です。
人気店のため混雑しやすく、匂いも強く付きやすいので服装にも注意が必要です。店内はややローカルな雰囲気で、煙がモクモクと立ち込める中、活気ある食体験が楽しめます。
②述古堂(スルゴダン)
南浦洞の落ち着いた雰囲気の中にある「述古堂(술고당 / スルゴダン)」は、国際市場の近くにありながら、静かで清潔感のある空間が広がる韓国家庭料理店です。
地元の人々からも健康志向な食事が取れるお店として高く評価されており、観光客にも「ほっとする味」として人気があります。
この店では、素材に徹底的にこだわった料理が提供されており、特に「トゥルチギ」(豚肉のピリ辛炒め)と一緒に楽しむスンドゥブチゲや味噌チゲ、キムチチゲなどが名物です。味だけでなく、体にも優しい食事をしたい方にお勧めしたい一軒です。
③ケミチプ
釜山を代表するグルメのひとつ「ナッコプセ」を味わいたいなら、地元でも観光客にも圧倒的な人気を誇る「ケミチプ(개미집)」は外せません。
ケミチプは1975年創業の老舗で、南浦洞(ナンポドン)にある本店をはじめ、釜山駅構内や西面などにも支店を展開していますが、特に南浦洞本店は「ナッコプセの元祖」として知られています。
ナッコプセとは、「ナッチ(手長ダコ)」「コプチャン(ホルモン)」「セウ(エビ)」の3つの食材を甘辛いソースで炒め煮にした釜山式の鍋料理。ソウルで見かける炒め系のナクチポックンと違い、釜山ではスープのある鍋として提供され、コクのある旨味とほどよい辛さがクセになります。
味・サービスともに高評価で、「釜山に来たら必ず立ち寄る」というリピーターも多い名店。辛さの調整も可能なので、辛い料理が苦手な方もぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
④済州家(チェジュガ)
「済州家(제주가 / チェジュガ)」は釜山で新鮮な海鮮料理をリーズナブルに楽しめることで知られる、済州島スタイルの郷土料理専門店です。
この店の名物はなんといっても「アワビ粥」と「ウニ入りわかめスープ」。アワビの肝が溶け込んだ濃厚な味わいが特徴で、滋養強壮にも良いとされています。ただし、ややクセのある風味があるため、好みは分かれるかもしれません。
一方「ウニ入りわかめスープ」は、ウニの甘みとわかめの風味が見事に調和していて、優しい味わいを求める方におすすめ。朝の軽めの食事としても満足感があります。
店内は清潔感があり、落ち着いた雰囲気の中でゆっくり食事が楽しめるため、年配の旅行者や女性客にも支持されています。
旅行中に疲れがたまったときや、胃にやさしいものを食べたいときには、ぜひ訪れてみたいお店です。特に寒い季節には、身体の芯から温まる一品として重宝するでしょう。
⑤イジェモピザ
釜山の老舗ピザ専門店「イジェモピザ(이재모피자)」は、韓国ピザの元祖とも言える存在で、30年以上にわたり地元に愛され続けているお店です。
最大の魅力は、韓国産の「イムシルチーズ」を贅沢に使ったピザ。その新鮮さとコク深い味わいが生地と絶妙にマッチしており、韓国の人々の口にもぴったり合うよう開発されたオリジナルレシピとなっています。
임실치즈(イムシルチーズ)と書き、全羅北道・任実郡(ムシルぐん)で作られたチーズです。「任実チーズ村」という観光スポットもあります。
Sサイズでも大人2人でシェアできるほどのボリュームがあり、リーズナブルな価格設定も人気の理由。旅の合間にちょっと洋風な食事が恋しくなったとき、イジェモピザは味・価格・雰囲気の三拍子が揃った満足度の高い食事となるはずです。
⑥カンデフ
釜山の夜を彩る富平(プピョン)カントン市場。その中でもひと際、異彩を放つお店が「カンデフ(깡돼후)」です。
ここは「フライドデジカルビ(豚カルビ揚げ)」というユニークなメニューで知られる、韓国でも珍しい豚肉のフライ専門店。フライドチキンが主流の韓国において、あえて「豚肉」で勝負している点が、多くのフードマニアから注目を集めています。
衣をまとった豚カルビは、ボリューム満点かつ味付けもガツンとパンチが効いていて、まさに韓国版の「ジャンクグルメ」。外はサクサク、中はジューシーで、肉の旨味と香ばしさが口いっぱいに広がります。
ただし、ボリュームがかなりあるため、一人で食べきるにはやや多めに感じるかもしれません。できれば2〜3人でシェアして食べるのがおすすめです。サラダも人気のサイドメニューなので、訪問時にはぜひ注文を忘れずに。
⑦コンパテ
「コンパテ(콩밭에)」は、釜山・南浦洞エリアでリーズナブルかつ満足度の高い食事ができるとして、今大注目のチゲ&ビュッフェ形式のレストランです。
ビルの地下1階という少し見つけにくい立地にもかかわらず、ランチタイムには行列ができるほどの人気ぶり。観光客はもちろん、地元の会社員や学生にも日常的に利用されています。
最大の特徴は、メイン料理を注文するだけで15種類前後のおかずバイキングが楽しめるという点です。しかも、野菜やお粥、ナムル、チヂミ、チャプチェ、プルコギ、魚の煮付け、さらにはスイーツまで、その品数と内容の充実度でリピートしても飽きることがありません。
釜山旅行中に「たくさん食べたい」「いろいろな韓国料理を試してみたい」という方にオススメです。観光でたっぷり動いたあとの空腹をしっかり満たしてくれる、コスパ最強のローカルレストランです。
総括:釜山・南浦洞のローカルグルメについて

釜山・南浦洞でローカルグルメをお探しの方に向けて、「ホテルフォーレプレミア南浦」のスタッフが実際におすすめする7つの飲食店をご紹介しました。
地元民にも愛され、観光の合間に気軽に立ち寄れる名店ばかり。ホルモン好きなら「ペカヤンコプチャン」、優しい家庭料理が味わえる「述古堂」、韓国風ピザを楽しめる「イジェモピザ」など、バリエーション豊かなラインナップが魅力。
中でも「ケミチプ」のナッコプセや、「済州家」のアワビ粥は一度は試しておきたい名物料理。さらに、揚げ豚が話題の「カンデフ」や、ビュッフェ形式で韓国惣菜を堪能できる「コンパテ」など、旅の楽しみにぴったりのスポットがそろっています。
グルメも旅の大切な思い出。ぜひスタッフ推薦の「間違いない一軒」を訪れてみてくださいね。

そうならないよう、観光地やショッピングスポットを満喫するためには、現地での移動や情報収集がスムーズにできることが鍵となり、「必須アイテム」や「便利なサービス」のガイド一覧が一層役立ちます。
このガイドでは、初めての方でもリピーターの方でも、必要な情報がすぐに見つかるように、旅行の準備に役立つ持ち物リストや、観光地での移動を快適にしてくれるアプリやサービスなどの情報を集めました。
韓国旅行がさらに楽しめるよう、事前におすすめのアイテムやサービスを確認し、準備を整えて出発しましょう。ぜひ「持ち物の必需品と便利アイテム一覧」をご覧いただき、満足度の高い理想の旅を実現してくださいね。