韓国ドラマやSNSで話題の「漢江(ハンガン)ラーメン」、どの場所で楽しめるのか気になりますよね。
この記事では、そもそもハンガンラーメンとは何なのか、そしてどのコンビニでどんな種類のラーメンが買えるのか、専用の機械を使った作り方から、汝矣島(ヨイド)や盤浦(パンポ)といったおすすめ公園への行き方まで、あなたの知りたい情報をすべてお届けします。
- ハンガンラーメンが楽しめる公園の場所
- ラーメンの買い方と専用機械の詳しい使い方
- 各公園への最寄り駅やバスなど具体的な行き方
- ラーメン以外のピクニックや周辺の楽しみ方
ハンガンラーメンが食べられる場所と基本情報

- 話題のハンガンラーメンとは?
- おすすめの漢江公園を紹介
- 公園への詳しい行き方
- 各公園の最寄り駅
- 盤浦公園の月光レインボー噴水
話題のハンガンラーメンとは?
韓国ドラマや人気アイドルのSNSで頻繁に登場し、今や韓国旅行の新しい定番体験となっている「漢江(ハンガン)ラーメン」。
これは特定のラーメンの商品名ではなく、ソウルの中心を流れる雄大な川「漢江」のほとりにある公園で、インスタントラーメンを調理して食べる行為そのものを指します。
もともと漢江公園はソウル市民にとってピクニックなどを楽しむ憩いの場でしたが、公園内のコンビニに設置された袋麺専用の自動調理器が話題となり、誰でも手軽に熱々のラーメンを楽しめるようになりました。
美しい景色を眺めながら屋外で食べるラーメンは格別の味で、特に気候の良い春や秋には多くの人々で賑わいます。
この手軽さと非日常感が組み合わさった体験が、観光客にも大きな魅力となっているのです。
おすすめの漢江公園を紹介
ソウルには11もの漢江公園がありますが、観光客がアクセスしやすく、設備が整っているという点で特におすすめなのが以下の2つの公園です。
それぞれの特徴を理解し、ご自身の旅行プランに合った場所を選びましょう。
汝矣島(ヨイド)漢江公園
数ある漢江公園の中でも最も知名度が高く、観光客に人気の場所です。
地下鉄の駅からのアクセスが抜群で、春の桜祭りや秋のソウル世界花火祭りなど、大規模なイベント会場としても知られています。
周辺には人気デパート「ザ・現代ソウル」もあり、ショッピングと合わせて立ち寄れるのも魅力です。
盤浦(パンポ)漢江公園
夜のロマンチックな雰囲気を楽しみたい方は、盤浦漢江公園がおすすめです。
ここの最大の名物は、盤浦大橋から音楽に合わせて水が噴き出す「月光レインボー噴水」です。
夜景を眺めながら食べるラーメンは、昼間とはまた違った特別な体験になりますよ。

私は「盤浦漢江公園」にて、ハンガンラーメンを楽しみました!
公園名 | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
汝矣島漢江公園 | アクセス抜群でイベントも多い。 ピクニックやサイクリング、遊覧船などアクティビティが豊富。 | 初めての方、日中のピクニックを楽しみたい方、他の観光と組み合わせたい方 |
盤浦漢江公園 | 夜の「月光レインボー噴水」が有名。 ロマンチックな雰囲気で、夜景が美しい。 | 夜景を楽しみたい方、デートや特別な思い出を作りたい方 |
公園への詳しい行き方

ハンガンラーメンを楽しむためには、まず目的の公園にスムーズにたどり着くことが大切です。
主な交通手段は地下鉄ですが、駅によっては公園まで少し歩く場合もあります。
ここでは、代表的な公園への具体的な行き方を解説します。
汝矣島(ヨイド)漢江公園への行き方
最も簡単な行き方は、地下鉄5号線を利用する方法です。「汝矣ナル(ヨイナル)駅」で下車し、2番または3番出口を出ると、目の前にすぐに公園の入り口が広がっています。
出口を間違えさえしなければ、迷うことはほとんどありません。出口付近にはピクニックセットのレンタル屋台も多く並んでいます。
盤浦(パンポ)漢江公園への行き方
盤浦漢江公園は最寄り駅から少し距離があるため、注意が必要です。
地下鉄3・7・9号線が乗り入れる「高速ターミナル駅」の8-1番出口から出るのが一般的ですが、そこから公園の入口(噴水エリア)までは徒歩で15分~20分ほどかかります。
時間に余裕がない場合や、歩くのが大変な場合は、駅からタクシーを利用することをおすすめします。

私はカカオタクシーで盤浦漢江公園まで行きました。
各公園の最寄り駅
ソウル市内の各漢江公園へのアクセスは、地下鉄が基本となります。
どの公園に行くかによって利用する路線や駅が異なるため、事前に確認しておくとスムーズです。
以下に主要な漢江公園の最寄り駅をまとめました。
このように、汝矣島公園やトゥッソム公園は駅直結で便利ですが、盤浦公園や望遠公園は駅から少し歩くことを覚えておきましょう。
徒歩が苦手な方は、駅からタクシーを利用することも検討してみてくださいね。
盤浦公園の月光レインボー噴水

盤浦漢江公園を訪れるなら、絶対に見逃せないのが「月光レインボー噴水」です。
これは、盤浦大橋の両側、全長約1,140mにわたって設置された噴水で、「世界で最も長い橋の噴水」としてギネス世界記録にも認定されています。
音楽に合わせて約200個の照明が七色の光を放ち、水と光が織りなす幻想的な風景は圧巻の一言。
多くの韓国ドラマのロマンチックなシーンのロケ地としても使われており、ソウルを代表する夜景スポットの一つです。
噴水ショーの注意点
- 期間と時間:噴水ショーは、例年4月頃から10月頃までの期間限定です。また、稼働時間は季節や曜日によって異なるため、訪問前にコネストなどで最新のスケジュールを確認しましょう。
- 風向き:風の強い日には、噴水の水しぶきが観覧エリアまで飛んでくることがあります。特に橋の近くで見る場合は、濡れてもよい服装やタオルがあると安心です。
- 場所取り:週末や祝日の夜は大変混雑します。良い場所でゆっくり鑑賞したい場合は、ショーが始まる30分以上前には場所を確保しておくことをおすすめします。
- 天候による中止:天候不良(雨天など)や漢江の水位上昇により、予告なく中止となる場合があります。中止の際は、現地にて韓国語と英語でアナウンスが流れます。
漢江ラーメンを食べながら、この美しい噴水ショーを眺める時間は、韓国旅行の忘れられない思い出になること間違いありません。
ハンガンラーメンが楽しめる場所と作り方は?

- まずは公園内のコンビニへ
- ラーメンの種類と選び方
- 専用の機械でラーメンを調理
- ピクニックセットのレンタルも可能
- チキンやビールとの相性も抜群
まずは公園内のコンビニへ
ハンガンラーメンを楽しむための第一歩は、公園内にあるコンビニに行くことです。
例えば、盤浦漢江公園の場合は、「セブンイレブン ソレナル店」に行きます。
店内に入ってまず驚くのが、壁一面を埋め尽くすほどの袋麺のラインナップです。
定番の辛ラーメンから、チャパゲティ、ジンラーメン、ブルダック炒め麺まで、数十種類のインスタントラーメンがずらりと並んでおり、選ぶだけでもワクワクします。
ラーメンを選んだら、飲み物や、トッピング用の生卵、スライスチーズ、キムチなども忘れずにカゴに入れましょう。
レジで会計をすると、店員さんが何も言わなくてもラーメン専用の容器と割り箸を付けてくれます。
ラーメンの種類と選び方
コンビニの棚に並ぶ豊富なラーメンの中から、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。
韓国のインスタントラーメンは辛いものが多いですが、辛さレベルは様々ですので、分の好みに合わせて選んでみましょう。
辛いものが好きな方へのおすすめ
- 辛(シン)ラーメン:言わずと知れた韓国ラーメンの代表格。唐辛子のしっかりとした辛さと牛だしの旨味が特徴です。
- ブルダック炒め麺:激辛好きなら挑戦したい汁なし麺。様々なフレーバーがありますが、どれも強烈な辛さです。
- ヨルラーメン:「熱ラーメン」という名前の通り、すっきりとした辛さが人気のラーメンです。
辛いものが苦手な方へのおすすめ
- ジンラーメン(マイルド味):辛ラーメンと人気を二分する定番。スナンマッ(순한맛)と書かれた青色のパッケージは辛さ控えめで、子どもから大人まで楽しめます。
- チャパゲティ:韓国風のジャージャー麺。甘めの黒味噌ソースが特徴で、全く辛くありません。
- サリコムタンミョン:牛骨を煮込んだ白濁スープのラーメン。辛さはなく、まろやかで優しい味わいです。
- 安城湯麺(アンソンタンミョン):コク深く香ばしいスープが特徴です。ピリッとした風味はありますが、辛さはマイルドで、多くの人に愛されるロングセラー商品です。
通なアレンジも楽しもう!
韓国では、ラーメンに生卵やスライスチーズをトッピングするのが定番です。卵を入れると辛さがマイルドになり、チーズはコクと風味を加えてくれます。コンビニのレジ横で販売されていることが多いので、ぜひ試してみてくださいね。
専用の機械でラーメンを調理

ラーメンと専用容器を手に入れたら、いよいよ調理開始です。コンビニの屋外に、ハンガンラーメン専用の自動調理器が設置されています。
この機械は、IHクッキングヒーターと給湯器が一体になったもので、誰でも簡単に、そして安全に調理ができるように設計されています。
ラーメン調理器の基本的な使い方
- 容器に、袋から出した麺とかやく、粉末スープを入れます。
- 容器の横にあるバーコードを機械の読み取り部分にかざします。
- 容器をIHヒーターの上にセットします。
- 自動でお湯が適量注がれ、加熱がスタートします。液晶パネルに調理の残り時間が表示されます。
- お湯が沸騰してきたら、箸で麺を軽くほぐします。卵やチーズを入れるならこのタイミングです。
- タイマーがゼロになると自動で加熱が止まります。これで熱々のラーメンの完成です!
火を使わないので安全ですし、お湯の量や加熱時間もすべて自動で調整してくれるので、失敗する心配がありません。
このハイテクな調理体験そのものも、ハンガンラーメンの楽しみの一つと言えますね。
ピクニックセットのレンタルも可能

ラーメンを調理したら、食べる場所を確保しましょう。ベンチなども設置されていますが、よりハンガンラーメンを楽しみたい方は、ピクニックセットのレンタルがおすすめです。
特に汝矣島漢江公園の駅出口周辺には、多くのレンタル業者が屋台を連ねていますので、手ぶらで訪れても、ピクニックに必要なアイテム一式を気軽に借りることができます。
レンタルできる主なアイテム
- レジャーシート(様々なサイズやデザインから選べます)
- 折りたたみ式のミニテーブル
- ウェットティッシュ
- ブランケット(少し肌寒い時期に便利)
- LEDランタンやガーランドライト(夜の雰囲気を盛り上げます)
料金はセット内容によって異なりますが、レジャーシートとテーブルの基本的なセットであれば10,000ウォン前後からレンタル可能です。
レンタルする際には、身分証明書(パスポートなど)の提示や、保証金(デポジット)が必要になる場合があり、多くの業者は現金払いのみなので、事前に少し現金を用意しておくとスムーズです。
チキンやビールとの相性も抜群

ハンガンラーメンだけでも十分に楽しめますが、他の食べ物で特におすすめなのが、チキンとビール、通称「チメク」です。
韓国では、フライドチキンとビールは最高の組み合わせとして親しまれており、漢江公園でも定番中の定番です。公園周辺にはチキンのお店があり、韓国の人たちはビニール手袋をしながら食べています。
コンビニでは、ラーメンと一緒にキムチや韓国のり、お菓子などを買うのも良いでしょう。飲み物は、ビールの他に、バナナ牛乳やチルソンサイダーもおすすめです。
様々な食べ物を持ち寄って、漢江の風に当たりながらゆっくりと食事を楽しむ時間は、ソウル旅行の格別な思い出になるはずです。
まとめ:ハンガンラーメンの場所について
今回は、韓国旅行の新定番「漢江(ハンガン)ラーメン」について、おすすめの場所から具体的な楽しみ方までお伝えしました。
- ハンガンラーメンとは漢江公園でインスタントラーメンを作って食べる体験のこと
- 観光客には駅近で設備の整った「汝矣島漢江公園」が最もおすすめ
- 夜景や噴水ショーを楽しむなら「盤浦漢江公園」が良い選択肢
- 公園への行き方は地下鉄が基本だが、駅から少し歩く公園もあるので事前に確認が必要
- 公園内のコンビニで好きな袋麺を選び、専用の容器をもらうのがスタート
- ラーメンの種類は辛いものから辛くないものまで非常に豊富
- コンビニの専用機械を使えば、誰でも簡単に熱々のラーメンが作れる
- 卵やチーズをトッピングするのが韓国流の美味しい食べ方
- レジャーシートやテーブルは公園入口の屋台でレンタルできる
- チキンとビール(チメク)も一緒に楽しむと、より本格的な漢江ピクニックになる
- 盤浦漢江公園の「月光レインボー噴水」は4月~10月頃の限定開催なので注意
- ラーメンを食べ終わった後は、ゴミの分別をしっかり行うのがマナー
- 気候の良い春や秋がハンガンラーメンに最適なシーズン
- 手ぶらで行っても気軽に楽しめるのがハンガンラーメンの大きな魅力
- ソウルの自然と景色を満喫しながらの食事は最高の思い出になる
漢江ラーメンは、単にラーメンを食べるだけでなく、ソウルの人々の日常に触れ、美しい自然の中でリラックスした時間を過ごせる、魅力的なアクティビティです。
この記事を参考に、ぜひ次の韓国旅行でハンガンラーメン体験を計画してみてくださいね。

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