韓国旅行を計画している際、交通機関の利用方法や支払い手段は気になるポイントだと思います。特に「韓国の電車や地下鉄はクレジットカードが使える?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
韓国の交通カード「T-moneyカード」は、地下鉄やバスだけでなく、コンビニなどでも利用できる便利なツールです。このT-moneyカードはどこで買えるのか、またオンラインストアで購入できるのか?など、多くの方が気になる質問に答えていきます。さらに「T-moneyカードのチャージ方法」など、さまざまな疑問にも触れています。
この記事では、T-moneyカードの「払い戻し方法」や、アイドルやキャラクターとのコラボで話題のT-moneyカードのデザインや特別版についてもご紹介し、韓国の交通カードに関するあらゆる情報をわかりやすくお届けします。
韓国交通カードはクレジットカードでチャージできる?
韓国の交通機関を利用する際、クレジットカードやT-moneyカードの使い方が気になる方もいるのではないでしょうか。
このセクションでは、韓国の電車でクレジットカードが使えるかどうか、T-moneyカードの購入方法やチャージ方法、さらにコンビニでクレジットカードを使ってチャージできるかなどを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
韓国の電車はクレジットカードが使える?
結論から述べますと、韓国の電車や地下鉄では、クレジットカードで直接乗車することが可能です。しかし、これは韓国で発行された一部のクレジットカードのみ対応しており、日本で発行されたクレジットカードの場合は、交通系ICカードとして直接利用することはできないため、事前にT-moneyカードを購入することをおすすめします。
韓国で発行された一部のクレジットカードでは、T-moneyの機能が内蔵されているものもあり、ソウルや釜山の大都市圏の地下鉄では、交通系ICカードを持っていなくても、クレジットカードを利用して改札を通過することができます。
一方で、利用できない路線やタクシーなども一部存在するため、カード決済ができない場合に備えて交通系ICカードを持参している韓国の方も多いようです。
T-moneyカードはどこで買える?
T-moneyカードは、韓国国内のさまざまな場所で簡単に購入できます。最も一般的なのはコンビニエンスストアです。GS25、CU、セブンイレブンなど、ほとんどのコンビニでT-moneyカードが販売されており、地下鉄の駅でもT-moneyカードの販売機や窓口で購入が可能です。
カードの価格はデザインによって異なりますが、基本的なものは3,000~5,000ウォン(約300円~500円)程度で、携帯ストラップタイプは10,000~20,000ウォン(約1,000円~2,000円)ほどです。購入後は、チャージを行って交通機関やコンビニでの支払いに使用できます。
T-moneyカードはオンラインストアで購入できる?
T-moneyカードは一部のオンラインストアでも購入が可能で、日本ではAmazonや楽天、メルカリなどで販売されており、LINEフレンズのキャラクターやK-POPアイドルの特別デザインもオンラインで見つけることができます。
ただし、オンラインで購入する場合、発送日時を考慮して旅行前に余裕を持って注文することが大切です。また、日本国内のオンラインストアでは、価格が高めに設定されていることが多いため、現地で直接購入する方が経済的かもしれません。
T-moneyカードのチャージ方法
T-moneyカードのチャージはとても簡単で、最も一般的な方法は、コンビニでのチャージです。GS25、CU、セブンイレブンなどの店舗で、レジの店員にカードと紙幣を渡して「충전 해주세요」(チュンジョン へジュセヨ / 充電、チャージしてください)と伝えるだけで簡単にチャージできます。
また、地下鉄の駅には自動チャージ機も設置されており、こちらでも現金を使って簡単にチャージできます。自動チャージ機の中には、日本語などの外国語表示にも対応しているため、韓国語がわからなくても問題ありません。画面の案内に従って操作するだけで、すぐにチャージが完了します。
コンビニでのチャージはクレジットカードで可能?
コンビニでT-moneyカードをチャージする際、クレジットカードでの支払いも可能です。ただし、全てのクレジットカードが使えるわけではなく、韓国国内で発行されたカードに限定されることが一般的です。日本で発行されたクレジットカードやデビットカードの場合、チャージできないことが多いので、事前に確認するか、現金を用意しておくと安心です。
コンビニではチャージ額を指定し、レジでクレジットカードを使って支払う形になります。最小チャージ額は1,000ウォンから可能で、手軽に利用できる点が魅力です。ただし、クレジットカードを利用する際は、手数料が発生する場合もあるため、その点も注意が必要です。
T-moneyは現金でしかチャージできない?
T-moneyカードのチャージは、基本的に現金を使うのが一般的ですが、チャージできる場所や手段によっても異なります。例えば、地下鉄の駅に設置された自動チャージ機では現金のみでのチャージが一般的です。
一方で、コンビニでは一部のクレジットカードが使える場合がありますが、最も確実なのは、現金を用意してチャージを行うことです。オンラインでのチャージや、モバイルアプリでのチャージ方法も提供されていますが、これらも韓国国内で発行されたカードが必要な場合が多いです。
韓国交通カードをクレジットカードでチャージする際の注意点
韓国の交通カードをチャージする際には、いくつかの注意点があります。このセクションでは、WOWPASSの使い方や、T-moneyカードの払い戻し方法やデザインの特別版について、また、韓国交通カードがiPhoneで利用できるかどうかについてもお話しします。
さらに、さまざまな種類の交通カードやアイドルの交通カードの作り方にも触れ、あなたの韓国旅行がよりスムーズになるようサポートします。
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WOWPASSは、韓国旅行時に便利な決済手段として注目されており、2023年12月13日から日本のクレジットカードを使ってチャージできる機能が追加されました。
これまでは韓国国内の専用機器を使って現金でチャージする必要がありましたが、クレジットカード対応によって、スマホ一つで簡単にチャージできるようになりました。アプリ内のチャージ画面から金額を選択し、クレジットカードを登録するだけで、すぐにチャージ完了です。
クレジットカードでのチャージは、現金を持ち歩く必要がなくなるだけでなく、為替レートの良いタイミングでチャージができるというメリットもあります。例えば、円高の時期を狙って事前にチャージしておけば、韓国滞在中に無駄な手数料を抑えることができますし、使いすぎを防ぎたい人には、あらかじめ予算を決めてチャージできる点が魅力的です。
ただし、クレジットカードチャージには手数料がかかり、通常は6%が上乗せされるため、必要以上にチャージするとお得感が薄れてしまう点に注意が必要です。それでも、到着直後にすぐ使えるよう少額をチャージしておくのは、安心感が得られる方法としておすすめです。
韓国旅行をもっと快適に、もっと自由に楽しみたいあなたへ。WOWPASSは、韓国旅行に特化した便利なプリペイドカードです。交通カードとしての利用はもちろん、コンビニなど様々な場所で利用でき、クレジットカードからも追加チャージが可能な万能カードです。
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T-moneyカード払い戻し方法
T-moneyカードの残高は払い戻しが可能ですが、払い戻しにはいくつかの制限や注意点があります。まず、払い戻しは韓国国内のコンビニや地下鉄の駅で行うことができます。
払い戻し可能な金額は、残高が5万ウォン以下の場合に限られ、それ以上の金額は韓国国内に口座を持っていない場合、高額の返済処理ができない場合があるため、必要に応じてチャージを抑えておくとよいでしょう。
払い戻しを行う際には、「환불해주세요」(ファンブル ヘジュセヨ / 払い戻ししてください)と伝えると、500ウォン(約50円)の手数料が差し引かれて払い戻しされることが一般的です。また、払い戻しの手続きは数分で完了するため、手軽に利用できますが、身分証明書が必要であったり、空港などの特定の場所では払い戻しができない場合があるため、事前に確認しておくと安心です。
T-moneyカードのデザインや特別版について
T-moneyカードは、シンプルなデザインから特別なデザインまで、さまざまなバリエーションが用意されています。特に観光客や韓流ファンに人気があるのは、アイドルやキャラクターとコラボした特別版のT-moneyカードです。韓国の地下鉄や観光地、特定のコンビニなどでは、アイドルグループやLINEキャラクターが描かれた限定版のカードが販売されており、コレクターズアイテムとしても人気があります。
また、韓国国内の主な観光スポットや大手ショッピングモールでも、期間限定で販売されるデザインのカードが登場することがあります。T-moneyカードは実用的でありながら、記念品やお土産としても活用できるのが魅力ですが、購入の際は、通常のカードよりも価格が少し高めになることがあるので、予算に応じて選ぶことをおすすめします。
韓国交通カードはiPhoneで利用できる?
韓国では、iPhoneで交通カードを利用することはできず、従来のT-moneyカードは物理的なカードが必要になります。
2023年3月にApple Payが韓国でサービスを開始しましたが、交通カード機能は含まれていません。韓国国内ではAppleがT-moneyと共に国内導入のためのフィールドテストを行ったというニュースがKT Japanの記事でも掲載されており、近い将来Apple Payを通じた交通カードの使用が可能になる見通しです。
現在、App Storeでは「韓国交通カード残高照会-BucaCheck」というアプリが存在しますが、これはiPhoneで交通カードが利用できるわけではなく、韓国交通カードの残高、乗り降り履歴、使用履歴が日本円で計算されて確認できるアプリとなっています。
iPhoneでの韓国交通カード利用が正式に開始されるまでは、従来の方法を利用することをお勧めします。
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韓国交通カードの種類は?
韓国で利用できる交通カードには、主に5つの種類があります。代表的なものが「T-moneyカード」「Cashbeeカード」「WOWPASS」「NAMANEカード」「気候同行カード」で、韓国内の公共交通機関で広く使われており、地下鉄、バス、タクシーなどで利用可能です。さらに、一部のコンビニや自動販売機でも支払いに使用できるため、現金を持ち歩かなくても便利に買い物ができるのが特徴です。
T-moneyカードはソウルや仁川などの首都圏を中心に普及しており、使い勝手が良いため観光客にも人気です。一方、Cashbeeカードは釜山など一部地域での利用が中心ですが、T-money同様に交通機関での使用が可能です。
このように、交通カードの種類が複数あるため、自分の訪れる地域や目的に応じて使い分けると便利です。「韓国旅行で使える電子マネーとスマホ決済の完全ガイド」では、各交通カードについて解説していますので、あわせてご覧ください。
アイドルの交通カードの作り方
韓国では、アイドルの画像を使ったオリジナルの交通カードを作成することができます。このサービスは「NAMANEカード」と呼ばれており、アイドルのファンにとっては特別なアイテムとなることでしょう。NAMANEカードの作成手順は以下の通りです。
- 専用アプリをダウンロード
- 会員登録
- アプリ内でカードのデザインを作成
- QRコードを保存
- 韓国現地でNAMANEカードの機械を見つけて発行
NAMANEカードのデザイン作成はアプリ上で行うので、韓国旅行前に日本で事前に作成可能です。ただし、オリジナルデザインのカードは通常のT-moneyカードよりも手数料が7,000ウォン(約700円)と少し高くなるため、予算を考慮しながら利用することをおすすめします。こうして、自分だけの特別な交通カードを持つことができるので、韓国での移動時間がより楽しくなるでしょう。
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韓国交通カードはクレジットカードでチャージできるのか総括
この記事のポイントをまとめます。
- 韓国の一部クレジットカードで電車や地下鉄に直接乗車できる
- 日本発行のクレジットカードは交通系ICとしては使えない
- WOWPASSはクレジットカードでチャージ可能
- T-moneyカードは韓国のコンビニや地下鉄駅で購入可能
- T-moneyカードはオンラインストアでも購入できる
- コンビニでT-moneyカードのチャージは基本現金
- T-moneyカードのチャージは地下鉄の自動機でも現金で行える
- 一部のクレジットカードでT-moneyのチャージが可能だが、制限がある
- クレジットカードでチャージする際は手数料が発生することがある
- T-moneyカードの払い戻しは5万ウォン以下の残高のみ可能
- 払い戻しには手数料が差し引かれる
- T-moneyカードは特別デザインや限定版も販売されている
- iPhoneでは韓国の交通カードを利用できないが、今後の可能性がある
- 韓国にはT-money以外にも複数の交通カードが存在する
- NAMANEカードでアイドル画像のオリジナル交通カードを作成可能