海外・国内の宿泊予約に便利なBooking.com(ブッキングドットコム)。しかし、利用者の間では不安の声も多く、実際にトラブルに遭ったという口コミも見られます。
そこで、本記事では、Booking.comは安全?大丈夫?評判は?と気になっている方に向けて、利用する際の注意点を詳しく紹介します。
まず、過去のトラブル事例で何があったのか、クレジットカード情報は安全なのかという疑問についても、フィッシング詐欺や不正請求の事例をもとに解説。
また、実際に利用した人の口コミをチェックすると、良い意見もあれば、カスタマーサポートの対応に不満を感じた人も少なくありません。そのため、トラブル回避のための対策として、予約キャンセルや返金の対応、退会方法などについてもお届けします。
これからBooking.comを利用しようと考えている方は、ぜひ本記事を参考にして、安心・安全に予約を行いましょう。
- ブッキングドットコムの安全性や評判
- 過去のトラブル事例やよくある問題点
- 予約時の注意点や追加料金の落とし穴
- 安全に利用するための対策や代替サービス
ブッキングドットコムは安全?大丈夫?評判と実態を解説

- Booking.comの評判は?
- 過去にどんなトラブル事例があったのか
- 予約が取れていないこともある?
- クレジットカード情報は安全なのか
- 料金表示がおかしい?追加料金の落とし穴
- Booking.comがひどいと言われる原因
Booking.comの評判は?

Booking.com(ブッキングドットコム)は、世界中の宿泊施設を検索・予約できるオンライン旅行予約サイトです。オランダに本社を置く大手企業であり、多くの旅行者に利用されていますが、その評判には賛否があり、利用を迷う方も多いでしょう。
まず、良い評判として挙げられるのは、宿泊施設の数が圧倒的に多いことです。ホテルだけでなく、ゲストハウスなど、多種多様な宿泊施設が登録されており、旅行スタイルに応じた選択肢が豊富です。
さらに、ロイヤルティプログラム「Genius」会員制度による割引も魅力の一つです。会員登録するだけで一部の宿泊施設の料金が最大10~20%オフになり、頻繁に利用する人にとっては大きなメリットとなります。
一方で、トラブルが発生した際のカスタマーサポートの対応に不満を感じる利用者も多いです。例えば、キャンセルポリシーが施設ごとに異なるため、予約時にしっかり確認しておかないと、「キャンセルしたのに返金されなかった」といった問題が生じることがあります。
また、「予約が確定したはずなのに、現地で宿泊施設に行くと予約が入っていなかった」というケースも報告されており、特に海外旅行では慎重に利用する必要があります。
過去にどんなトラブル事例があったのか

Booking.comは世界中で利用されている予約サイトですが、過去にはいくつかのトラブルが報告されています。その中でも特に大きな問題となった事例を紹介します。
まず、2023年に発覚した架空ホテル問題です。このトラブルでは、実際には存在しないホテルがBooking.com上に掲載され、予約を受け付けていたというものです。被害に遭った利用者は、予約したホテルに到着しても宿泊先が存在しないため、急遽別のホテルを探さなければならず、旅行計画が大幅に狂ってしまいました。(引用:ASCII.jp)
さらに、フィッシング詐欺の被害も報告されています。これは、宿泊施設のアカウントがハッキングされ、Booking.comのシステムを通じて宿泊客に偽の決済メールが送られるという手口です。利用者が騙されてクレジットカード情報を入力すると、不正利用される可能性があります。
この問題に関しては、Booking.com側でも注意喚起を行っていますが、利用者も不審なメールには注意し、公式サイトを通じてのみ支払いを行うことが重要です。
予約が取れていないこともある?

Booking.comでホテルを予約したにもかかわらず、現地に到着すると「予約が入っていない」と言われるトラブルも報告されています。
まず、この問題に関しては、宿泊施設側のシステムが原因となるケースがあります。ホテルが独自の予約管理システムを使用している場合、Booking.comからの予約情報が正しく反映されていないことがあります。特に、直前予約や繁忙期にこのようなトラブルが起こることが多いです。
次に、ダブルブッキングの問題もあります。これは、宿泊施設が複数の予約サイトで同じ部屋を販売している場合に発生します。たとえば、Booking.comで予約した部屋が、他の予約サイトやホテルの公式サイトでも販売されており、先に別の利用者が予約を完了させてしまうと、後から予約した人が宿泊できなくなるのです。
また、予約完了メールが届かない場合も注意が必要です。通常、Booking.comで予約を完了すると確認メールが届きますが、メールが受信トレイではなく迷惑メールフォルダに入っていることがあります。このメールには宿泊施設の連絡先や予約詳細が記載されているため、必ず確認しましょう。
クレジットカード情報は安全なのか

Booking.comを利用する際、多くの人が気になるのが「クレジットカード情報の安全性」です。結論として、Booking.com自体は国際的に認知された企業であり、セキュリティ対策も整っていますが、過去にはフィッシング詐欺や情報漏洩のリスクが指摘されたこともあり、完全に安全とは言い切れません。
特に注意すべきは、宿泊施設を装った偽メールです。過去には、宿泊施設のアカウントがハッキングされ、Booking.com経由で「支払いが未完了です」といった偽メールが送られたケースが報告されています。このメールに記載されたリンクをクリックしてクレジットカード情報を入力してしまうと、不正利用される可能性があります。
また、クレジットカード決済の仕組みにも注意が必要です。Booking.comには「前払い」と「現地払い」の2つの支払い方法がありますが、一部のホテルでは、予約時にカード情報を入力したにもかかわらず、現地で再度支払いを求められることがあります。これは、ホテル側がBooking.com経由の支払いを正しく処理していないために発生する問題です。
このようなリスクを避けるために、クレジットカードの利用履歴をこまめにチェックし、不審な請求がないか確認することが大切です。支払いの際は必ず公式サイトを通じて行い、不審なメールやリンクには絶対にアクセスしないようにしましょう。
料金表示がおかしい?追加料金の落とし穴

Booking.comを利用する際、「表示されている料金と最終的に支払う金額が違う」と感じたことがある人もいるかもしれません。これは、追加料金の記載方法に問題があるためです。
特に海外のホテル予約では、税金やサービス料、清掃費用などが予約確定後に加算されるケースがあり、利用者から「料金表示がおかしい」との不満の声が多く聞かれます。
まず、追加料金の表示方法が分かりにくいという点が挙げられます。例えば、日本の予約サイトでは「税込み価格」が標準となっていますが、Booking.comでは「税・手数料別」の価格が最初に表示されることがあります。
そのため、予約画面に進んで初めて「予算オーバーしていた」と気づくことがあるのです。特に、ホテルの詳細ページでは、税金や手数料が小さな文字で書かれていることが多く、注意しないと見逃してしまいます。
このような料金の違いを防ぐためには、予約を確定する前に「支払い総額」を必ず確認することが大切なポイントとなります。
Booking.comがひどいと言われる原因

Booking.comに対する口コミの中には「ひどい」という書き込みも少なくありません。その原因として、カスタマーサポートの対応の悪さ、料金に関する不透明性が挙げられます。
まず、カスタマーサポートの対応についてですが、特に、トラブルが発生した際に「電話がつながらない」「対応が遅い」「一方的にキャンセルされた」といった不満が多く寄せられています。
また、料金表示の不透明さも問題視されています。前述のように、Booking.comでは税金や手数料が別途請求されることがあり、「最初に見た価格と支払い時の価格が違う」というケースが後を絶ちません。
これらの問題を避けるためには、予約時に宿泊施設の口コミを確認する、キャンセルポリシーをしっかり読む、予約後に宿泊施設に直接連絡して確認を取るといった対策が有効です。
ブッキングドットコムは大丈夫?安全に利用するための注意点

- 予約キャンセルや返金の対応
- ブッキングドットコムはなぜ安い?
- 航空券予約のトラブルはある?
- 知恵袋での口コミをチェック!
- 退会方法は?アカウント削除の手順
- 安全に利用するためのポイントと代替サービス
予約キャンセルや返金の対応

Booking.comでの予約キャンセルや返金に関するトラブルは、利用者の間でよく話題になります。キャンセル可能なプランと返金不可のプランが混在しているため、利用者が誤って「キャンセル不可」のプランを選択してしまうことが少なくありません。
Booking.comのキャンセルポリシーは宿泊施設ごとに異なります。例えば、「宿泊日の〇日前までキャンセル無料」「キャンセル不可」などの条件が細かく設定されており、これを確認せずに予約すると、思わぬ損失を被ることがあります。特に海外の宿泊施設では、予約直後に全額前払いを求められることもあるため、慎重な確認が必要です。
返金トラブルの原因として多いのが、宿泊施設とBooking.comの対応の違いです。例えば、宿泊施設側は返金に応じると回答していても、Booking.comのカスタマーサポートでは「返金不可」と案内されるケースが報告されており、また、返金の遅れで数週間から1か月以上待たされることもあります。
このようなトラブルを防ぐには、キャンセル可能なプランを選択することが第一です。また、予約時のスクリーンショットを保存したり、クレジットカード会社のチャージバック制度を活用することで、不当な請求を取り消せる場合もあります。
ブッキングドットコムはなぜ安い?

Booking.comは、他の旅行予約サイトと比較しても安い価格で宿泊施設を提供することが多いです。
これには、まず、Booking.comは世界中の宿泊施設と直接契約を結んでおり、仲介業者を介さないため、余計な手数料を抑えることができます。
また、ダイナミックプライシング(価格変動システム)を採用しているため、予約のタイミングによっては非常に安い価格で宿泊施設を確保できることがあります。例えば、空室が多い日程では価格が下がり、需要が高まる時期には価格が上昇する仕組みです。
ただし、安いプランには「キャンセル不可」や「追加料金がかかる」などのリスクが潜んでいることもあります。予約時には、料金の内訳やキャンセル条件をよく確認し、思わぬ出費を防ぐことが大切です。
航空券予約のトラブルはある?

Booking.comでは宿泊施設だけでなく、航空券の予約も可能ですが、航空券予約に関するトラブルも報告されており、慎重な利用が求められます。
特に多いのが、「予約確定後に追加料金が発生する」「乗り継ぎトラブル」「予約確認メールが届かない」といった問題です。特に、LCC(格安航空会社)のチケットでは、荷物の追加料金が後から請求されることがあります。予約時に受託手荷物の有無を確認し、総額がいくらになるのかをチェックすることが大切です。
航空券をBooking.comで予約する際は、公式サイトや他の予約サイトと料金や条件を比較し、直接航空会社のサイトで予約するのも選択肢の一つです。特に乗り継ぎが必要な場合は、経由地の手続きも事前に確認しておくと安心です。
知恵袋での口コミをチェック

メリット
何年も前から、宿の予約をする時にはBooking.comを使っています。
慣れているせいもあるかもしれませんが、個人的にはこのサイトはとても分かりやすくていいです。

デメリット
キャンペーンで通常価格よりかなり安かったので、初めて使わせて頂きました。
が、すべて入力し送信した後で、合計金額が少し増えている気がして、メールで問い合わせてみたのですが、そこからの対応が不親切でした。
Yahoo!知恵袋などの口コミサイトには、Booking.comに関するさまざまな意見が投稿されています。中には「問題なく利用できた」「簡単に予約できた」というポジティブな口コミもありますが、特に目立つのはトラブルに関する投稿です。
代表的なトラブルとして多いのが、「予約したはずのホテルに到着したら、予約が入っていなかった」「事前に決済したのに、ホテル側から再度請求された」「勝手にキャンセルされた」「カスタマーサポートが対応してくれない」といったものです。
知恵袋の口コミを参考にする際には、特定の投稿だけを鵜呑みにするのではなく、さまざまなケースを比較しながら判断すると良いでしょう。予約の際は、決済履歴や予約確認メールを保存しておく、キャンセルポリシーをしっかり確認するなど、トラブルを防ぐための工夫が求められます。
退会方法は?アカウント削除の手順
Booking.comのアカウントを退会するには、以下の手順を踏む必要があります。
- Booking.comの公式サイトにログイン
- 「アカウント設定」にアクセス
- 「アカウントを削除」オプションを選択
- 確認メールを受け取り、指示に従う
- 削除が完了するまで待つ
ただし、アカウントを削除しても、過去の予約履歴や支払い情報が一定期間残る可能性があります。そのため、プライバシーが気になる場合は、カスタマーサポートに問い合わせてデータの完全削除を依頼すると良いでしょう。
安全に利用するためのポイントと代替サービス
Booking.comを安全に利用するためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
- キャンセルポリシーを事前に確認する
- 追加料金の有無をチェックする
- 予約完了後の確認メールを保存しておく
- 宿泊施設に直接連絡を取ることで、トラブルを未然に防ぐ
また、代替サービスとしては、「楽天トラベル」や「じゃらん」などの日本企業が運営する予約サイトの検討もお勧めします。特に、日本国内の宿泊施設を予約する場合は、サポートが充実している国内サービスを選ぶのが安心です。
総括:ブッキングドットコムは安全で大丈夫なのか
この記事のポイントをまとめます。
- Booking.comは世界的に有名なホテル予約サイトで、多くの宿泊施設が登録されている
- 予約時の価格と最終的な支払い金額が異なることがあり、追加料金の確認が必要
- クレジットカード情報の安全性は一定の対策がされているが、フィッシング詐欺のリスクもある
- 予約が確定したはずなのに、現地で予約が入っていないケースが報告されている
- キャンセルポリシーは宿泊施設ごとに異なり、事前に詳細を確認しないと返金不可になることもある
- 過去には架空ホテルの掲載や、ホテル側のアカウントハッキングによる詐欺が発生している
- カスタマーサポートの対応が遅い、もしくはつながらないという口コミが多い
- 航空券の予約では、乗り継ぎや追加料金トラブルが発生することがある
- キャンセル時に宿泊施設とBooking.comの対応が異なり、返金の遅れが生じる場合がある
- 料金の表示方法が国によって異なり、税金や手数料が後から加算されることがある
- Booking.comのアカウント削除は手続きが必要で、完全にデータが消えるとは限らない
- Yahoo!知恵袋では、トラブル報告が多いが、一方で「安く泊まれた」という肯定的な口コミもある
- 安全に利用するためには、宿泊施設に直接確認を取る、スクリーンショットを保存するなどの対策が重要
- 代替サービスとして、楽天トラベルやじゃらんなどの国内予約サイトを利用する選択肢もある
- Genius会員制度を利用すると割引を受けられるが、キャンセル不可のプランが多いため注意が必要

そうならないよう、観光地やショッピングスポットを満喫するためには、現地での移動や情報収集がスムーズにできることが鍵となり、「必須アイテム」や「便利なサービス」のガイド一覧が一層役立ちます。
このガイドでは、初めての方でもリピーターの方でも、必要な情報がすぐに見つかるように、旅行の準備に役立つ持ち物リストや、観光地での移動を快適にしてくれるアプリやサービスなどの情報を集めました。
韓国旅行がさらに楽しめるよう、事前におすすめのアイテムやサービスを確認し、準備を整えて出発しましょう。ぜひ「持ち物の必需品と便利アイテム一覧」をご覧いただき、満足度の高い理想の旅を実現してくださいね。