釜山で泊まるならどこが便利？エリア別の魅力と人気のホテル

韓国第2の都市・釜山は、ショッピングからグルメ、ビーチリゾートまで楽しめる魅力あふれる観光地です。

しかし、泊まるならどこが良いんだろう？と、検索しても、情報が多すぎて迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。

釜山には南浦洞・西面・海雲台・広安里など、人気のあるエリアが点在しており、それぞれ立地のおすすめポイントや過ごし方が異なります。

本記事では、日本人におすすめなホテルや、便利でアクセスしやすいエリアの特徴もお伝えするので、あなたにぴったりの宿泊エリアが見つかるよう、サポートできれば幸いです。

釜山に泊まるならどこが便利？エリア別ガイド

人気のあるエリアと特徴を紹介

釜山で旅行者に人気のあるエリアは

①南浦洞（ナンポドン）
②西面（ソミョン）
③海雲台（ヘウンデ）
④広安里（クァンアルリ）

などが代表的です。

南浦洞（ナンポドン）

南浦洞（ナンポドン）は、釜山港に近い歴史あるエリアで、地元の人々の日常と観光が融合した雰囲気の街です。

国際市場やチャガルチ市場、富平市場などが集中しており、釜山の庶民的な食文化やローカルな買い物体験が楽しめるスポットとして知られています。

また、釜山タワーや龍頭山公園など観光名所が徒歩圏内にあり、1日中このエリアだけで楽しむことも可能。

日本語対応のお店や案内所も多いため、韓国が初めての方でも安心して散策できますし、短期間でもしっかり釜山の文化や活気を感じたい人におすすめのエリアです。

西面（ソミョン）

西面（ソミョン）は、釜山の中心地に位置し、都市的な活気と利便性を兼ね備えたエリアです。

ロッテ百貨店や大型ショッピングモール、地下商店街などが集結しており、韓国のファッションやコスメ、最新グルメを一気に楽しめるスポットとして人気を集めています。

また、地下鉄1号線と2号線が交差するハブ駅でもあり、釜山市内のあらゆるエリアへアクセスしやすいため、観光の拠点としてもとても便利。

夜には居酒屋、カフェ、クラブなどがにぎわいを見せ、ナイトライフも充実。遅い時間まで開いている飲食店も多く、旅行者のスケジュールに柔軟に対応してくれますが、エリア全体が活気にあふれているため、静かな環境を求める方にはやや騒がしく感じるかもしれません。

海雲台（ヘウンデ）

海雲台（ヘウンデ）は、釜山で最も有名なビーチリゾートエリアで、美しい海と洗練された街並みが魅力です。

広大な海雲台ビーチでは、夏になると国内外から多くの観光客が訪れ、マリンスポーツや海水浴を楽しむ姿が見られます。

海岸沿いには高級ホテルやおしゃれなカフェ、レストランが立ち並び、リゾート気分を満喫するのにぴったりのロケーションです。

さらに、「ザ・ベイ101」や「マリンシティ」など、近未来的な建築と海景が合わさった人気スポットもあり、夜にはロマンチックな夜景が広がります。

ビーチだけでなく、毎年釜山映画祭が開催される「映画の殿堂」などの文化施設や水族館などもあり、1日を通して観光・体験を楽しめるのも魅力のひとつ。

ただし、西面や南浦洞と比べると中心地から少し離れているため、地下鉄などでの移動にやや時間がかかる点は旅行計画の際に考慮する必要があります。

広安里（クァンアンリ）

広安里（クァンアンリ）は、釜山の中でもロマンチックな雰囲気が魅力のエリアです。

目の前には広安大橋（クァンアンデギョ）が架かり、夜になるとライトアップされた橋と海のコントラストが幻想的な風景を作り出します。

この夜景を見ながら海辺を散歩したり、ビーチ沿いのカフェやレストランでゆったり過ごしたりする時間は、他のエリアでは味わえない特別なひとときになると思います。

地元の若者やカップルに人気のデートスポットでありながら、観光客にとっても落ち着いて過ごせる穴場的な存在でもあるので、リゾート感を求めつつ、騒がしすぎない環境を好む方にぴったりのエリアといえます。

釜山の中で「賑やかすぎず、でも景色と雰囲気は最高！」という場所を探している方なら、広安里はきっと気に入ると思います。

わかりやすい！釜山のエリアマップ

釜山の中心となるエリアは、地下鉄1号線と2号線が交差する「西面（ソミョン）」を軸に、北側には釜山駅、南側には南浦洞、さらに東側に進むと海雲台へと続きます。

観光の起点となりやすいのは釜山駅！
KTXの終着駅でもあるため、ソウルなど他の都市からのアクセスがしやすいです。ここから地下鉄1号線を使えば、南浦洞や西面にスムーズに移動できます。

このように、エリアの位置関係を地図でイメージしておくことで、旅の計画が立てやすくなります。

旅行前に簡易マップを確認し、自分の訪れたいスポットがどのエリアにあるのか把握しておくと、スムーズに移動できます。

日本人向けのおすすめのホテル

釜山で「日本語が通じて安心、しかも立地抜群のホテル」は、南浦洞の「ホテルフォーレプレミア南浦」がいち押しです。

「ホテルフォーレプレミア南浦」は、地下鉄1号線チャガルチ駅から徒歩3分、BIFF広場や国際市場にも数分で到着できるので、限られた滞在時間を最大限に活用できます。

フロントには日本語対応スタッフがシフト制で常駐しており、チェックインからスムーズにできる点は初めて釜山を訪れる方にとって大きな安心材料となるでしょう。　

客室は全タイプに空気清浄機とウォシュレットを標準装備。高級羽毛布団のベッドでぐっすり休めるのもおすすめポイント！

月1回の防疫作業を徹底しているほか、加湿器や変圧器の貸し出しにも対応しているので、衛生面と利便性の両面でサービスが揃っています。

さらに1階にはスターバックスと24時間営業のコンビニCUが併設され、深夜の軽食や早朝のコーヒーにも困りません。　

「コストを抑えつつ快適さも妥協したくない！」そういう旅行者にこそ合うホテルで、ビギナーにもリピーターにも自信をもっておすすめできる宿泊施設です。

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おしゃれで安いホテルは？

釜山で「おしゃれで安いホテル」に泊まりたい方に、ぜひご紹介したいのが「アーバンステイ西面」です。

西面駅から徒歩わずか3分という便利な立地で、観光にもショッピングにもぴったり。ストリートフードやローカルグルメを楽しめる「西面ポジャンマチャ（屋台）通り」や「西面地下商店街」もすぐそばにあり、気軽に食べ歩きやお買い物を楽しめます。

このホテルの魅力は、手ごろな価格なのに設備がとても充実しているところ。宿泊者からは「コスパがいい」と高評価が寄せられており、実際にアゴダでのコスパ評価は9.1/10点満点を獲得しています。

屋上にはルーフトップエリアがあり、夜は釜山の街並みを眺めながらリラックスできますし、周りにはカフェやバーも多く、夜の時間もゆったり楽しめます。

短期の旅行はもちろん、長めの滞在にも使いやすいホテルです。おしゃれで快適、それでいてリーズナブル。そんなホテルを釜山で探している方にぴったりのホテルですよ。

一番の繁華街は？西面・南浦洞の比較

釜山で最もにぎわう繁華街といえば、

①西面（ソミョン）
②南浦洞（ナンポドン）

この2つが代表的です。どちらも活気にあふれ、多くの観光客や地元の人々が集まるエリアですが、その雰囲気や楽しみ方には違いがあります。

比較項目	西面（ソミョン）	南浦洞（ナンポドン）
地理・交通	地下鉄1・2号線が交差、アクセス良好	釜山港近く、地下鉄1号線利用
雰囲気	都会的・にぎやか・若者向け	ローカル感・庶民的・観光地らしい
見どころ	ロッテ百貨店、地下街、流行スポット	国際市場、チャガルチ市場、光復路
飲食・ナイトライフ	おしゃれなカフェやクラブが多い	屋台やローカルグルメが豊富
向いている人	若者、買い物・美容好き、流行に敏感な人	伝統文化好き、地元の雰囲気を味わいたい人
注意点	夜は騒がしい場合あり	週末は混雑しやすい

両者を比較すると、西面は「洗練された都会のエンタメ街」、南浦洞は「歴史と庶民文化が交差する観光街」という印象になります。

釜山に泊まるならどこがお得？旅行計画のヒント

2泊3日で釜山旅行に行く予算

2泊3日の釜山旅行を計画するにあたり、どのくらいの予算が必要か気になるポイントですよね。

実際のところ、旅行のスタイルや過ごし方によって必要な金額は大きく異なりますが、一般的な日本人観光客の平均的なモデルケースを参考にすると、おおよそ5万～10万円程度が目安となります。

項目	節約プラン目安	充実プラン目安	備考
航空券（往復）	15,000〜30,000円	30,000〜50,000円	LCC利用で割安、繁忙期は高騰
宿泊費（2泊）	10,000〜20,000円	20,000〜35,000円	ゲストハウス〜中級ホテル想定
食費	6,000〜10,000円	10,000〜15,000円	屋台・ローカル食堂中心の場合
交通費	2,000〜3,000円	3,000〜5,000円	T-money利用がおすすめ
観光・入場料	0〜3,000円	3,000〜6,000円	公共施設や文化施設の利用など
ショッピング等	3,000〜10,000円	10,000〜20,000円	お土産やコスメなど
合計予算	約50,000円～	約100,000円～

このように、2泊3日の釜山旅行では「節約型で5万円」「少し余裕を持って10万円」が現実的な予算感です。

無理なく、かつ充実した旅行を楽しむために、出発前の計画と情報収集をしておくことをおすすめします。

夜遊ぶならどこ？ナイトスポット

釜山の夜を楽しむなら…

①西面（ソミョン）
③海雲台（ヘウンデ）
②南浦洞（ナンポドン）

これらのエリアが最も活気あるナイトスポットとしておすすめです。

エリア名	雰囲気	楽しみ方	注意点
西面（ソミョン）	にぎやか・若者向け	クラブ、バー、深夜カフェ、B級グルメ	夜は騒がしく静かさには不向き
海雲台（ヘウンデ）	落ち着いた大人向け	夜景、ルーフトップバー、海辺の散歩	中心地からやや遠い
南浦洞（ナンポドン）	ローカル感・観光地	夜市、地元グルメ、夜の散策	混雑・酔客に注意

＜西面（ソミョン）＞
K-POPが流れるクラブや多国籍なバー、深夜まで営業するカフェなどが豊富で、若者やグループ旅行者に大人気。釜山の「眠らない街」と言える存在で、にぎやかな雰囲気に包まれています。

＜海雲台（ヘウンデ）＞
海辺の夜風を感じながらのんびり散歩したり、「ザ・ベイ101」などから幻想的な夜景を眺めたりと、リゾートならではの贅沢な夜を過ごせます。記念日旅行や大人のデートにもぴったりの雰囲気です。

＜南浦洞（ナンポドン）＞
地元の活気と観光の賑わいが交差する独特のエリア。光復路のライトアップや屋台グルメを楽しみつつ、昔ながらの市場を夜に散策するのも魅力です。比較的治安は良いですが、人混みには注意を。

ナイトスポットを満喫するためには、帰りの交通手段も計画しておきましょう。

地下鉄は深夜0時頃には運行が終了するので、遅い時間まで遊ぶ場合はカカオタクシーなどの配車アプリを活用すると安心です。

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空港から市内への移動方法は？

釜山の空の玄関である金海国際空港から市内への移動手段には、主に「地下鉄」「タクシー」「急行バス（旧リムジンバス）」の3つがあります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、旅のスタイルに応じて選ぶことが大切です。

移動手段 / 所要時間	料金の目安	特徴・注意点・メリット・デメリット
地下鉄（軽電鉄＋地下鉄） 約40〜50分	約1,500ウォン～ （約150円）～	・安く移動でき主要エリアにアクセス可能 ・乗り換えが必要で荷物が多いと不便
タクシー 約30〜50分	約30,000〜50,000ウォン （約3,000〜5,000円）	・ドア・ツー・ドアで快適 ・複数人なら割安だが、一人利用は割高 ・渋滞による遅延の可能性あり
急行バス（2029番） 約50〜60分	約6,000ウォン前後 （約600円）	・リムジンバスの代替で西面・海雲台に直行可 ・本数が少なく荷物置き場がないため大きな荷物には不向き

釜山観光で気をつけること

釜山観光を楽しむ上で、事前に知っておきたい注意点」は、「移動時間の把握」です。

地下鉄やバスを活用する際には、アプリでルートや所要時間を事前にチェックすることをおすすめします。

また、トイレ事情にも注意が必要です。観光地には公共トイレが整備されているものの、紙が流せなかったり、備え付けられていない場合があるので、衛生面を考慮して、ティッシュペーパーや携帯用の除菌シートを持ち歩くと安心です。

そして、気候や気温の変化にも注意しましょう。釜山は春や秋の過ごしやすい時期でも朝晩は冷える日があるので、軽めの羽織りものを用意しておくと便利です。

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観光拠点エリアとモデルコース

釜山を効率よく観光するには、まず拠点となるエリアを選ぶことをおすすめします。

上述したように、観光客に人気のエリアは「西面（ソミョン）」「南浦洞（ナンポドン）」「海雲台（ヘウンデ）」の3つで、それぞれに異なる魅力があります。

これらのエリアを組み合わせて動くことで、2泊3日でも充実した観光になります。

■1日目

初日は「南浦洞エリア」からスタートするとスムーズです。

午前中に釜山港を見渡せる龍頭山公園や釜山タワーを訪れ、街の全景を眺めながら旅の気分を盛り上げ、その後は徒歩圏内にある国際市場やチャガルチ市場を巡って、ローカルグルメを食べ歩くのがおすすめです。

午後には、少し足を伸ばして甘川文化村へ。色とりどりの家々が斜面に並び、アートと街並みが融合したスポットで、フォトジェニックな写真もたくさん撮れます。

帰りはBIFF広場でショッピングを楽しみ、夜は南浦洞の夜市で屋台料理を堪能するコースが人気です。

■2日目

2日目は「海雲台エリア」へ移動し、海辺のリゾート気分をたっぷり味わいましょう。

朝は海雲台ビーチをのんびり散歩するのがおすすめ。きらめく海と広がる空の景色に癒されながら、一日のスタートを気持ちよく切ることができます。

昼食は海沿いのレストランやカフェでシーフードを堪能した後、釜山アクアリウムへ。その後、モダンな建築群が並ぶザ・ベイ101では、カラフルなヨットや水面に映るビル群の風景が絶好のフォトスポットになります。

また、海雲台から少し離れた、釜山国際映画祭が行われる「映画の殿堂」に立ち寄るのもおすすめです。建築デザインも美しく、映画好きでなくても一見の価値があり、近隣にはカフェや文化施設も多く、散策にもぴったりなエリアです。

夕方からは、マリンシティの高層ビル群を背景にした近未来的な街並みを歩き、ルーフトップバーやレストランで、海風を感じながらのディナータイムを楽しんでみてください。

■3日目

最終日は、交通の要所でありショッピングとグルメが充実した「西面エリア」へ。

朝は、ロッテ百貨店や西面地下商店街でショッピングを。韓国コスメやファッション雑貨、定番のお土産などが一通り揃うため、ここでまとめ買いするのが効率的です。

ショッピングのあとは、おしゃれなインテリアの韓国カフェへ。見た目も味も楽しめるスイーツが充実しているので、インスタ映えを狙う方におすすめです。

最後は西面駅から空港方面へ移動。金海空港へは地下鉄でもタクシーでもスムーズにアクセスできるため、時間に余裕を持って出発すれば安心です。

買い物・グルメ・癒しの全てをバランスよく楽しめるのが、西面の魅力。釜山旅行の余韻をしっかりと味わいながら、気持ちよく旅を締めくくることができます。

このように、拠点ごとに観光スポットをまとめて巡ることで、効率よく釜山の魅力が味わえます。

事前にモデルコースを立てておくと、現地で迷う時間が減り、時間を有効活用できるのも大きなメリットです。

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総括：釜山に泊まるならどこが良いのか

この記事のポイントをまとめます。

• 釜山で人気の宿泊エリアは西面、南浦洞、海雲台、広安里の4つである
• 西面は交通の中心でショッピングやナイトライフが充実している
• 南浦洞は市場や釜山タワーなどの観光名所が多く歴史と庶民文化を感じられる
• 海雲台はビーチリゾートとして有名で高級ホテルや海辺の景色が楽しめる
• 広安里は静かでロマンチックな雰囲気があり夜景スポットとして人気が高い
• 釜山の地理は東西に広がっておりエリア選びが観光効率に大きく影響する
• 地下鉄1号線と2号線の交差する西面が観光拠点に適している
• 日本人観光客には日本語対応や清潔な設備のあるホテルが人気である
• 南浦洞のホテルフォーレプレミア南浦は日本語対応と立地の良さで評価が高い
• おしゃれで安いホテルは南浦洞と西面に多くデザイン性と価格のバランスが良い
• 西面と南浦洞は釜山の代表的な繁華街で雰囲気や観光スタイルが異なる
• 釜山旅行の予算は2泊3日で5万〜10万円が一般的な目安である
• 夜遊びスポットは西面が賑やかで海雲台は夜景が美しく南浦洞は屋台が充実している
• 空港からのアクセスは地下鉄・タクシー・配車アプリが主流で利便性が高い
• 観光中の注意点はスリ、移動時間の把握、トイレ事情、食文化の違いなどがある