EASY DROPで事前チェックイン!対応航空会社と使い方

EASY DROPで事前チェックイン!対応航空会社と使い方 飛行機・航空券・ツアー
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momo

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旅行の最終日、楽しかった思い出と共に増えたお土産でずっしりと重くなったキャリーケース。

これらを持ちながら、ソウルの混雑した地下鉄を乗り換えたり、坂の多い道を歩いたりするのは、想像するだけで疲れてしまいますよね。

ホテルのチェックアウト後からフライトまでの数時間を、もっとスマートに、もっと自由に過ごしたい──そんな旅行者の願いを叶える画期的なサービスが「EASY DROP (イージードロップ)」です。

このサービスは、ソウル駅の都心空港ターミナルにしかなかった事前チェックインの仕組みを、明洞、弘大、江南(三成駅)といった旅行者にとってアクセス抜群の街中へと拡大したものです。

この記事では、EASY DROPのメリット・デメリットから、各カウンターの詳細な利用方法、対象となる航空会社、注意点までご紹介していきます。

記事のポイント
  • EASY DROPのメリットと注意点
  • 明洞・弘大・江南など主要カウンターの場所と営業時間
  • 利用できる航空会社と手荷物のルール
  • 空港でのスマートな当日の流れ

EASY DROP事前チェックイン航空会社の基本情報

EASY DROP事前チェックイン航空会社の基本情報
  • サービス利用のメリットを解説
  • 知っておきたいデメリットとは?
  • 明洞カウンター
  • 弘大カウンター
  • サムソン駅カウンター
  • 仁川カウンター

サービス利用のメリットを解説

EASY DROPサービスが旅行者に選ばれる理由は、その利便性にあります。

最大のメリットは、旅行最終日の行動範囲と時間が劇的に広がり、旅の満足度が格段に向上することです。

ホテルのチェックアウト後、多くの人が直面する「このスーツケースをどうするか」という問題から完全に解放されます。

これまではコインロッカーを探し回ったり、一度ホテルに荷物を取りに戻ったりといった手間がありましたが、EASY DROPを使えばその必要は一切ありません。

ソウル市内の便利なカウンターで荷物を預け、搭乗手続きを済ませるだけで、身軽に行動を開始できます。

時間と心の余裕を生み出す2大メリット

1. 空港での手続き時間を大幅に短縮
仁川国際空港のチェックインカウンターは、時間帯によって長蛇の列ができます。

EASY DROPの利用者はこの列に並ぶ必要がなく、空港到着後は直接、保安検査場へ進むことができるので、免税店での買い物をゆっくり楽しんだり、ラウンジでリラックスしたりと、空港での過ごし方に大きな差を生みます。

2. 徹底された安全な輸送体制
「市内で預けた荷物は本当に大丈夫?」と心配になる方もいるかもしれませんが、セキュリティは万全です。

預けられた手荷物はGPS追跡機能を備えた警備車両で輸送され、積み込みから空港での引き渡しまで、全過程がCCTV(監視カメラ)で録画・監視されており、大切な荷物を安心して任せられる、信頼性の高いシステムが構築されています。

EASY DROPで事前チェックイン徹底された安全な輸送体制
画像出典:仁川国際空港

知っておきたいデメリットとは?

EASY DROPの利用を検討する際には、メリットだけでなくデメリットや注意点もしっかりと理解しておきましょう。

最も考慮すべき点は、手荷物1個ごとに利用料金が発生することです。

基本料金は35,000ウォン(2025年7月時点の情報)とされており、「数時間の自由時間と空港での待ち時間短縮に、この金額を支払う価値があるか」を旅行スタイルと照らし合わせて判断する必要があります。

明洞カウンター

EASY DROP事前チェックイン明洞カウンター
画像出典:NAVER

ソウル観光の代名詞ともいえる明洞エリアにあるカウンターは、立地の良さから最も多くの旅行者に利用されています。

最後のショッピングや食事を楽しみたい方にとって、これ以上ないほど便利な場所にあります。

場所とアクセス

明洞カウンターは、手荷物預かりサービスなどを提供する「LUGGAGE LESS 明洞店」内に併設されています。

地下鉄4号線の明洞駅や2号線の乙支路入口駅からも徒歩圏内で、周辺には主要なコスメショップ、百貨店、飲食店が密集しています。

カウンター名LUGGAGE LESS 明洞店 EASY DROPカウンター
場所ソウル特別市中区明洞8街キル47 1階
(서울특별시 중구 명동8가길 47 1층)
営業時間09:00~16:00 (手続き受付時間)
休日毎週水曜日・祝日
特徴ショッピングエリアの中心にあり、利便性が最も高い。

明洞カウンターでの手続きの流れ

カウンターに到着したら、パスポートと航空券(eチケット)を提示します。

スタッフの案内に従って、自動チェックイン機(キオスク)で搭乗手続きと搭乗券の発行を行います。

その後、手荷物を計量し、同意書にサイン。セキュリティタグが付けられたら手続き完了です。一連の所要時間はおおよそ10〜15分程度です。

手続き後は、両替所や主要な観光スポットも近いため、時間を無駄にすることなく最終日の計画を実行できます。

弘大カウンター

EASY DROP事前チェックイン弘大カウンター
画像出典:NAVER

若者文化の発信地であり、空港鉄道(A’REX)が停車する弘大(ホンデ)エリアは、空港への移動を重視する方に人気の拠点です。

アート、音楽、ファッションに触れながら、スマートに帰国の準備ができます。

場所とアクセス

弘大カウンターは、空港鉄道・地下鉄2号線の弘大入口駅に直結している「ホリデイインエクスプレスソウル弘大」の1階ロビーにあります。

宿泊者でなくても気軽に利用できるオープンな空間で、周辺にはカフェやライブハウスが点在しています。

カウンター名ホリデイインエクスプレスソウル弘大 EASY DROPカウンター
場所ソウル特別市麻浦区楊花路188 1階ロビー
(서울특별시 마포구 양화로 188)
営業時間07:30~16:30 (手続き受付時間)
休日毎週水曜日・祝日
特徴朝7:30から営業。空港鉄道駅直結で移動がスムーズ。

特筆すべきは、都心カウンターの中で最も早い朝7時30分から営業を開始する点です。

早朝便ではなくとも、朝一番に荷物を預けて一日を長く使いたいという方には最適で、手続きを済ませた後、すぐ隣の延南洞(ヨンナムドン)エリアの静かなカフェで朝食をとる、といったプランもおすすめです。

サムソン駅カウンター

EASY DROP事前チェックインサムソン駅カウンター
画像出典:NAVER

江南エリアに滞在している方や、ビジネス目的で訪韓している方にとって待望のカウンターが、COEXや現代百貨店に隣接するサムソン(三成)駅にあります。

場所とアクセス

サムソン駅カウンターは、地下鉄2号線サムソン駅に直結する「韓国都心空港COEX」の2階、空港リムジンバス乗り場の向かい側にあります。

手続き後に同フロアから出発するリムジンバスで仁川空港へ直行できるため、非常にスムーズな動線が確保されています。

カウンター名LUGGAGE LESS 江南三成駅店(韓国都心空港ターミナル2階)
場所ソウル特別市江南区テヘラン路87ギル22 2階
(서울특별시 강남구 테헤란로87길 22)
営業時間07:00~16:00 (手続き受付時間)
休日毎週水曜日・祝日
特徴朝7:00から営業開始。
COEX直結で、ビジネス・ショッピングに便利。

実は、このサムソン駅カウンターが全てのEASY DROPカウンターの中で最も早く、朝7時から営業を開始します。

江南のホテルに宿泊していて、朝一番で活動を開始したい方にとっては最高のロケーションと言えます。

手続きを終えたら、COEX内の「ピョルマダン図書館」を訪れたり、水族館を楽しんだり、あるいは高級デパートで最後のショッピングを満喫したりと、天候に左右されずに時間を過ごせるのが江南エリアの大きな魅力です。

仁川カウンター

「都心で預けるのは少し不安」「空港の近くでギリギリまで過ごしたい」というニーズに応えるのが、仁川国際空港に隣接する大型リゾートホテル内に設置されたカウンターです。

これらのカウンターは、都心の拠点とは異なる特徴を持っています。

場所と最大のメリット

仁川エリアには現在、「パラダイスシティホテル」と「インスパイア・エンターテインメント・リゾート」の2か所にカウンターがあります。

これらのカウンターはホテルの利用客でなくても誰でも利用可能です。

圧倒的な輸送頻度と柔軟な締め切り時間

仁川カウンターの最大の強みは、空港への手荷物輸送頻度が多いことです。

都心カウンターが1日2回のトラック輸送なのに対し、仁川カウンターは1時間に1本程度(1日約8回)の頻度でシャトル輸送が行われます。

これにより、手続きの締め切り時間がフライト出発時刻の約2時間〜2時間半前と、都心に比べて大幅に短縮されます。

カウンター名場所営業時間締め切り(目安)
パラダイスシティホテルホテル地下1階ロビー09:00~18:00出発2時間前(T1)
2時間半前(T2)
インスパイアリゾートリゾート内カジノロビー1階09:00~18:00出発2時間前(T1)
2時間半前(T2)

リゾート内のレストランで食事をしたり、アート作品を鑑賞したりと、空港近くで優雅に最後の時間を過ごしてから手続きをしたい方にとって、最適なサービスになるでしょう。

EASY DROP事前チェックイン航空会社の利用方法

EASY DROP事前チェックイン航空会社の利用方法
  • 搭乗の何時間前からできる?
  • 対象となる預け荷物の条件
  • 荷物の重さに制限はあるか
  • 事前チェックインが終わったら観光へ
  • 空港専用ゲートはある?

搭乗の何時間前からできる?

自分のフライトは何時まで手続き可能なの?

EASY DROPの利用計画を立てる上で最も重要なのが、締め切り時間の把握です。

この時間は、利用するカウンターの場所(=空港への輸送スケジュール)と、搭乗便の出発ターミナル(T1/T2)によって細かく定められています。

基本的な考え方は、「荷物輸送のトラックが出発する時間までに、すべての手続きを終える必要がある」ということです。

以下に都心3カウンターの締め切り時間の目安をまとめました。

都心カウンター別、手続き締め切り時間の目安

以下の表はあくまで目安です。正確な情報は必ず公式サイトでご確認ください。

カウンター 受付時間 輸送便 対象フライト
(T1出発)
対象フライト
(T2出発)
サムソン駅 07:00-10:30 10:30発 15:00 以降 15:30 以降
10:30-16:00 16:00発 20:30 以降 21:00 以降
明洞 09:00-11:30 11:30発 15:00 以降 15:30 以降
11:30-16:00 16:00発 19:30 以降 20:00 以降
弘大 07:30-12:00 12:00発 15:00 以降 15:30 以降
12:00-16:30 16:30発 19:30 以降 20:00 以降

対象となる預け荷物の条件

EASY DROPで手荷物を預けるためには、航空会社と手荷物そのものに関するルールをクリアしている必要があります。

カウンターで断られることのないよう、事前にしっかり確認しましょう。

利用可能な航空会社

2025年7月時点では以下の5社が対象です。

  • 大韓航空 (Korean Air):Web/モバイル等での事前セルフチェックインが必須。
  • アシアナ航空 (Asiana Airlines):Web/モバイル等での事前セルフチェックインが必須。
  • チェジュ航空 (Jeju Air)
  • ティーウェイ航空 (T’way Air)
  • ジンエアー (Jin Air)

預けられない手荷物の種類

預けられるのは、一般的な衣類などが入ったスーツケースやキャリーケース、ボストンバッグなどに限られます。

以下の品目は、安全上の理由や取り扱いの問題から預けることができませんのでご注意ください。

  • ゴルフバッグ、スキー・スノーボード用品、サーフボードなどの大型スポーツ用品
  • バイオリン、ギターなどの大型楽器類
  • 銃砲刀剣類
  • モバイルバッテリーや電子タバコなど、発火の危険性があるもの(これらは機内持ち込み手荷物に入れる必要があります)
  • その他、航空会社が受託手荷物として認めていない危険物

高価品や壊れやすいものを預ける際は、自己責任となる点も理解しておきましょう。

荷物の重さに制限はあるか

荷物の重さに制限はあるか

手荷物の重量、サイズ、そして個数の制限は、EASY DROPが独自に設定しているものではなく、利用する航空会社の受託手荷物規定が適用されます

この規定は、購入した航空券の運賃タイプや予約クラス(エコノミー/ビジネス/ファースト)、マイレージ会員のステータスによって大きく異なります。

重量超過時の料金支払いプロセス

もし預ける荷物が容量を超えていた場合、以下の流れになることを理解しておきましょう。

  1. EASY DROPカウンターのスタッフが重量を測定。超過の旨とその料金を案内します。
  2. EASY DROPカウンターで追加料金の支払いはできません。荷物はそのまま預かります。
  3. 空港到着後、チェックインカウンターエリアにある利用航空会社のカウンター(発券カウンターや手荷物専用カウンター)に立ち寄り、超過料金を支払います。
  4. 支払いを忘れて出国審査に進んでしまうと、搭乗ゲートで呼ばれ、支払いを求められます。

事前チェックインが終わったら観光へ

EASY DROPカウンターでの手続きが無事に完了し、搭乗券を受け取れば、重いキャリーケースから解放され、フライトの時間まで「自由な時間」が手に入ります。

今までであれば、「一度ホテルに戻って、キャリーケースを取りに行ってから空港バスに乗らなきゃ!」と焦り始める時間帯でも、心に余裕を持って街を散策できる。

これこそが、EASY DROPが提供する最大の価値と言えますね。

空港専用ゲートはある?

市内で出国手続きに近いことを済ませたから、空港にも何か特別なルートがあるの?

現在のところは、EASY DROP利用者専用の出国ゲートや、優先的に通過できる保安検査レーンといったものは用意されていません。

メリットがないのかというと、全くそうではなく、EASY DROPは空港での時間のかかるステップを丸ごと省略できる点にあります。

空港到着後のスマートな動線

通常、国際線利用者は空港に到着すると、まず出発ロビーにある航空会社のチェックインカウンターに向かいます。EASY DROP利用者は、このプロセスが一切不要です。

【通常の流れ】
空港到着 → 航空会社カウンターで列に並ぶ → 搭乗手続き・手荷物預け → 保安検査場へ

【EASY DROP利用者の流れ】
空港到着 → (カウンターは素通り) → 直接、保安検査場へ

すでに手元には搭乗券があり、預けるべき荷物がないので、空港に到着したら、そのまま保安検査場の入口に直行できます。

EASY DROP事前チェックイン航空会社まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • EASY DROPはソウル市内の指定カウンターで国際線の事前チェックインと手荷物預けができる有料サービス
  • 帰国日に手ぶらで観光や買い物を楽しめ、空港での手続き時間を大幅に短縮できる
  • 利用料金は手荷物1個あたり35,000ウォンが目安
  • カウンターは明洞、弘大、江南(サムソン駅)の都心3か所と仁川のホテル2か所にある
  • サムソン駅カウンターが朝7時と最も早く営業を開始する
  • 仁川エリアのカウンターは輸送頻度が高く、締め切り時間に余裕がある
  • 利用可能航空会社は「大韓航空」「アシアナ航空」「チェジュ航空」「ティーウェイ航空」「ジンエアー」の5社
  • 大韓航空・アシアナ航空の利用には、事前にWeb/モバイルでのセルフチェックインが必須
  • アメリカ方面(グアム・サイパン含む)、コードシェア便、乗り継ぎ便は利用不可
  • 手荷物の重量・サイズ制限は、利用する航空会社の規定がそのまま適用される
  • 重量超過料金は空港の航空会社カウンターで別途支払う必要がある
  • 都心カウンターの締め切りは輸送スケジュールに依存するため、時間に注意が必要
  • 特殊手荷物(ゴルフバッグ等)や危険物は預けられない
  • 空港到着後はチェックインカウンターの列を完全にスキップできる
  • 利用者専用の出国ゲートや保安検査レーンはない

サンプル
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