EMS(国際スピード郵便)を韓国から日本に送る際の日数&料金

EMS(国際スピード郵便)を韓国から日本に送る際の日数&料金! ショッピング・お土産
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韓国旅行でお土産をたくさん買ったとき、「重量オーバーしそうだから、EMS(国際スピード郵便)で日本に送ろうかな」と思う方もいると思います。

しかし、「送ってから何日で届く?」「料金はいくらくらいかかる?」など、具体的なことが分からないと不安になりますよね。

この記事では、韓国から日本へのEMS利用に関する日数、料金、追跡、そして具体的な送り方まで、気になるポイントを詳しくお届けします。

記事のポイント
  • 韓国から日本に届くまでの平均日数
  • 重量別の詳細な料金表と追加料金
  • ロッテマートから送る際の注意点
  • 具体的な送り方と梱包のルール

EMSで韓国から日本へ送る日数と料金の目安

EMSで韓国から日本へ送る日数と料金の目安

まずは、一番気になる「日数」と「大まかな料金」の目安について解説します。

韓国から日本へのEMSはとてもスピーディーですが、いくつかの注意点もあります。

土日は配達される?

韓国から日本へのEMSが届くまでの日数は、発送日から平均して2〜3日程度が目安です。

ただし、この「2〜3日」というのは、あくまで最短の目安であり、土日や祝日を挟むと5日~6日くらいになる場合もあります。

例えば、金曜日に韓国から発送した場合、土日は配送プロセスが進まない(特に関税手続きなど)可能性があるので、日本での受け取りが週明けの火曜日や水曜日になることも珍しくありません。

追跡ステータスが進まない理由

追跡(トラッキング)ステータスが動かないんだけど、私の荷物はどこ?

と、荷物が発送された後に、不安になることも多いと思います。

特に多いのが、追跡ステータスが「国際交換局から発送(韓国側)」となった後、次の「国際交換局に到着(日本側)」に変わるまで時間がかかるケースです。

これは、荷物が航空機で日本へ輸送されている「途中」であることを示しています。

日本に到着し、日本の国際交換局(東京国際郵便局や川崎東郵便局など)で荷物がスキャンされるまでのタイムラグ(フライト時間+荷降ろし・仕分け時間)があるため、数時間から1日程度、ステータスが更新されない(=止まったように見える)時間が発生します。

追跡が止まる主なステータス

「引受」: 韓国の郵便局が荷物を受け付けた状態。
「国際交換局に到着(韓国側)」: 仁川(インチョン)などで日本への発送準備中。
「国際交換局から発送」: ここでステータスが一時的に止まることが多いです。
「国際交換局に到着(日本側)」: 日本に到着し、通関待ちの状態。
「通関手続中」: 日本の税関で検査中。ここで1日以上かかる場合も。
「国際交換局から発送(日本側)」: 通関が完了し、国内配送へ。
「配達中」: 最寄りの郵便局からお届け先へ配送中。

Qoo10からの配送日数の目安は?

実体験で見るSAZOの安全性と評判、Qoo10の場合
Qoo10で注文した際の追跡 画像:筆者

Qoo10などの韓国系通販サイトで商品を購入し、配送方法が「EMS」となっている場合も、基本的には到着日数が「2〜3営業日」が目安となります。

ただし、注意点が2つあります。

  1. 「発送日」の基準:私たちが追跡で確認できる「引受」のステータスになるのは、Qoo10のショップが商品を郵便局に持ち込んでからです。注文してからショップが発送準備をするまでの時間は、この「2〜3日」には含まれません。
  2. 配送方法の確認:Qoo10では、EMS以外にも「Qxpress」という配送サービスや、その他の国際小包(航空便や船便)が使われることもあります。EMS以外の方法の場合は、1週間ほどかかることもありますので、配送方法をしっかり確認することが大切です。
筆者
筆者

Qoo10で注文した私の場合、
注文:2025年9月27日(土)
配送受付:2025年9月29日(火)
日本到着:2025年10月3日(金)
注文から到着まで7日かかりました。

ロッテマートから送る場合

ロッテマートには、購入した商品をその場で箱詰めしてEMSで発送できるカウンターが設置されていることがあり、旅行者にはとても便利なサービスです。

以下はロッテマートソウル駅店を例にお伝えします。

EMS利用時のポイント(ソウル駅店目安)

  • 営業日:月・火・木・金・土(週5日)
  • 定休日:水・日
  • 営業時間:10:00~18:00(目安)
  • 注意点:受付締切は営業終了より1~2時間早い可能性あり。
  • 休日:年末年始は原則休みなし。ただし、ロッテマート自体の定休日(例:1月の第2・第4日曜日)はお休みになります。

また、秋夕(チュソク)や旧正月(ソルラル)といった連休期間も、運営時間が変更されたり休止になったりすることがありますので、訪問前に確認しておくと安心です。

EMS・韓国から日本への料金と送り方

EMS・韓国から日本への料金と送り方

ここからは、具体的な「料金」と「送り方」について、さらに詳しく見ていきましょう。

料金表:書類と非書類

EMSの料金は、「書類」か「非書類(小包)」で区分されます。

書類(最大2kgまで):文字通り書類のみの場合です。
・非書類(最大30kgまで):お土産、衣類、食品、コスメなど、書類以外のすべての物品です。

私たちが旅行のお土産や荷物を送る場合は、ほぼ「非書類(小包)」の料金が適用されます。

以下に、韓国から日本へ送る場合の「非書類(小包)」の料金目安を抜粋します。(2025年11月時点の目安 / 出典:韓国郵便局

重量 (kg)料金 (KRW)日本円目安
~ 0.5 kg23,500ウォン約2,510円
~ 1.0 kg25,500ウォン約2,730円
~ 2.0 kg33,000ウォン約3,530円
~ 5.0 kg43,000ウォン約4,600円
~ 10.0 kg60,000ウォン約6,420円
~ 20.0 kg91,500ウォン約9,790円
~ 30.0 kg (上限)121,500ウォン約13,000円

※日本円目安は 1,000ウォン≒107円 で換算した場合の概算です。
※これはあくまで基本料金です。次に説明する「追加料金」が別途かかる場合があります。

追加料金について

日本に荷物が到着すると、「追加料金」が発生するケースがあります。それは、日本の「関税」や「消費税」です。

韓国から送られてきた荷物は、すべて日本の国際郵便交換支店で「税関検査」を受けます。

このとき、内容物の価格(商品代金+送料・保険料の合計)が日本の定める免税枠(原則10,000円)を超えると判断された場合、税金がかかる対象となります。

日本の免税限度額(目安)

免税となる限度額は10,000円以下です。
この10,000円には、商品代金だけでなく「送料・保険料」も含まれます。
(例:商品が8,000円でも、送料が3,000ウォン(約3,000円)なら合計11,000円となり、課税対象です)

税金(関税・消費税)支払いの流れ

支払い方法:現金のみでの支払いとなります。
支払いタイミング:荷物の配達と同時(配達員さんに支払う)。
通関手数料:関税とは別に、通関手続きの手数料として200円が別途かかる場合があります。

税額が30万円以下の場合

荷物が最寄りの配達支店(郵便局)に到着した後、2つのパターンがあります。

  • 自宅で配達時に支払う:配達員さんが荷物を持ってきた際に、その場で税額を(多くは現金で)支払って荷物を受け取ります。
  • 郵便局の窓口で支払う:不在だった場合や、郵便局が「窓口でのお支払い」を指定した場合、「課税通知書」を持って窓口へ行き、税金を支払って荷物を受け取ります。
税額が30万円を超える場合

荷物より先に「課税通知書」が自宅に届けられます。その通知書を持って郵便局の窓口へ行き、税金を支払うと、後で荷物が渡される(または配達される)流れになります。

旅行のお土産や個人的な荷物の場合、高額なブランド品などを購入しない限りは、免税枠の範囲内(1万円以下)で収まることが多く、この税金がかかるケースは少ないかもしれません。

ただし、あくまで「送料」とは別にかかる可能性がある「税金」だということは覚えておくと安心ですね。

基本料金と支払い方法

お支払いは、ロッテマートや韓国の郵便局の窓口で、荷物の重さを測ってもらった後に行います。

支払い方法は、韓国ウォンの現金、または韓国で利用可能なクレジットカード(VISA, Masterなど)が一般的です。

着払いは可能?

EMSに着払や代金引換サービスはあるの?

と疑問をお持ちの方へ。

EMS(国際スピード郵便)の「着払い」は基本的には利用できず、発送国の郵便局で、発送者が支払う「元払い」が原則となっています。

これは、韓国から日本へ送る場合だけでなく、逆に日本から韓国へ送る場合も同じルールが適用されます。(参照:日本郵便局

日本に送る際の梱包方法

韓国からEMSで荷物を送る際、梱包(パッキング)にはルールがあります。

必須事項: 荷物は必ずダンボール箱に入れる必要があります。
禁止事項: 紙袋やショッピングバッグ、スーツケースのままでは、EMSとして受け付けてもらえません。

ダンボール箱は、EMSを送る窓口でも販売されています。箱代はかかりますが、その場で購入して詰め替えることができるので、もし梱包材がなくても安心です。

EMSで送れない禁止品目・制限品目

一番大事な注意点が、「禁止品目(送れないもの」です。

EMSでは、以下の品目は原則として送ることができません。カウンターで断られたり、送れたとしても日本側で没収・返送となったりする可能性が高いです。

EMSで送れない「禁止品目」の主な例

  • 肉類:ビーフジャーキー、エキス、肉入りのインスタントラーメン等
  • 料理されていない食品:生の肉類、魚、卵、乳製品
  • その他の食品:冷凍食料品、燻製製品、生鮮食品
  • 動物副産物:革、羽毛など
  • 植物関連:土、種子(種子類)
  • 医薬品:麻薬類、麻薬性鎮痛剤、向精神性物質など(処方薬含む)
  • 危険物:火器・部品・弾薬(銃器類)、剣(15cm以上の刀)、スプレー缶、モバイルバッテリー
  • 知的財産権:特許や商標を違反した物品、偽造商品(コピー品)

また、送ること自体は可能でも、数量や条件に制限がある「制限品目」もあります。

EMSの「制限品目」の主な例

  • アルコール:10kg未満まで
  • 飲食物(加工品):10kg未満まで(※上記「禁止品目」に該当しないもの)
  • 高麗人参:6本まで
  • 化粧品:個人使用の少量を超える場合など、荷主が輸入許可書や薬品取扱許可書の提出を求められることがあります
  • 化学製品

インボイス(商業送り状)について

EMSで商品やプレゼントを送る場合、「インボイス」のコピー2部を英語で記載し、郵便物の外側に貼り付ける必要があります。このインボイスに問題があると、通関や配達が遅れる原因になります。

また、内容品の価格が20万円以上になる場合は、このインボイスの同封が必須となります。

EMSを韓国から日本に送るときの日数&料金まとめ

最後に、韓国から日本へのEMSの日数と料金について、ポイントをまとめます。

日数について:

  • 最短2〜3日が目安。ただし「営業日」カウント。
  • 遅延要因は「通関」と「土日・祝日」。これらを含めると4〜5日かかることも想定しておく。
  • 追跡が「国際交換局から発送」で止まるのは、輸送中の正常なプロセス。

料金について:

  • 「非書類」の重量別料金が適用される。
  • 関税などの「追加料金」がかかる可能性がある。
  • 支払いは「元払い」のみ。

送り方・注意点:

  • 梱包は「ダンボール箱」が必須。
  • 「禁止品目」と「制限品目」に注意する。

※本記事に記載されている日数や料金は、あくまで一般的な目安です。

韓国旅行でお土産をたくさん購入し、スーツケースが重量オーバーしてしまいそうな時、(EMSなどで)日本へ荷物を送るのは、最も迅速で確実な方法の一つです。

上手に活用して、韓国旅行やショッピングを思い切り楽しんでくださいね。

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