韓国旅行で必要な電子入国申告書、記入方法と提出の注意点

韓国旅行で必要な電子入国申告書、記入方法と提出の注意点 韓国旅行
本記事はプロモーションが含まれています
この記事を書いた人
ⓎⓊⓀⒾ

当サイトは、渡韓歴50回以上・韓国語学習歴20年の運営者が、韓国旅行に役立つ情報をお届けしています。ホテル、観光、航空券、お土産情報まで幅広くカバー。皆さんの旅がもっと楽しくなるお手伝いができれば幸いです。記事が役に立ったら、ぜひSNSやお友達にシェアしてもらえると嬉しいです♪

韓国旅行を計画中で、新しく導入された電子入国申告書(e-Arrival Card)についてお調べですか?

慣れない手続きだと、「そもそも電子入国申請は必要なのか」「韓国に入国する前にやることは他にあるのか」など、疑問が次々と浮かんでくるかもしれません。

この記事では、申請はいつまでに提出すればいいのか、航空券の便名は必須なのか、そして韓国内の連絡先はどのように記入するのか、といった具体的な入力項目についても詳しくお伝えします。

記事のポイント
  • 電子入国申告書の基本情報と申請対象者
  • オンラインでの具体的な申請手順と必要書類
  • 申請内容を間違えた場合の修正方法や注意点
  • 従来の紙カードとの違いやよくある質問

韓国旅行で必要な電子入国申告書とは?基本を解説

韓国旅行で必要な電子入国申告書とは?基本を解説
  • 韓国に入国する前にやることは?
  • 全員が対象?電子入国申請は必要?
  • いつまでに提出すればいい?申請期限
  • 申請前に準備しておくべき情報リスト

韓国に入国する前にやることは?

韓国へ旅行する際、まず、パスポートの残存有効期間が入国時に3ヶ月以上あることを必ず確認してください。

次に、韓国の電子渡航認証であるK-ETAの状況を確認します。(ただし、日本を含む多くの国籍の方は2025年12月31日までK-ETAの取得が一時的に免除されています。)

そして、今回のテーマである電子入国申告書(e-Arrival Card)の事前提出が新たに加わりました。

電子入国申告書とは?
これまで機内で配布されていた紙の入国カードをオンラインで済ませるためのシステムで、事前に登録しておくことで、韓国到着後の入国審査をスムーズに進めることが目的です。

このように、渡航前の準備には

  • パスポートの有効期間確認
  • K-ETAの免除状況の把握
  • 電子入国申告書の準備

この3点を押さえておくと、ひとまず安心です!

全員が対象?電子入国申請は必要?

全員が対象?電子入国申請は必要?

韓国に入国する外国人旅行者は、原則として入国申告書の提出が必要です。

ただし、全ての外国人が提出必須というわけではありません。以下のケースに該当する方は、電子入国申告書も、従来の紙の入国カードも提出が免除されます。

入国申告書が不要な人

  • 有効なK-ETA(電子渡航認証)を取得して入国する人
  • 韓国の外国人登録証を所持している人

前述の通り、現在K-ETAは多くの国で免除されています。そのため、K-ETAを申請せずに免除措置で渡航する場合、電子入国申告書または紙の入国カードのどちらかの提出が必要になります。

どちらか一方で問題ありません。

紙の入国カードもまだ有効です

電子入国申告システムに慣れていない方や、何らかの理由でオンライン申請ができなかった場合でもご安心ください。

2025年12月末までは、従来通り機内で配布される紙の入国カードを記入して提出する方法も有効です。

いつまでに提出すればいい?申請期限

電子入国申告書の申請は、韓国に到着する航空便(または船便)の到着予定時刻から遡って72時間前(3日前)から可能です。

例)
2025年9月19日の便で仁川国際空港に到着する場合、申請が可能になるのは9月17日以降となります。それ以前に申請しようとしてもシステムが受け付けないため、注意が必要です。

また、申請を完了してから72時間以内に入国しない場合、その申告データは自動的に無効となります。

万が一、搭乗する便が大幅に遅延したり、フライトがキャンセルになって別の日程になったりした場合は、再度申請し直す必要があることを覚えておきましょう。

旅行の直前で慌てないように、出発の2日前あたりに済ませておくのがおすすめです。早すぎても申請できないので、タイミングが重要ですね。

申請前に準備しておくべき情報リスト

申請前に準備しておくべき情報リスト

電子入国申告書の入力をスムーズに進めるために、事前に以下の情報を手元に準備しておくと便利です。

準備するもの詳細・注意点
有効なパスポート顔写真ページの鮮明な画像データもあると便利です(アップロード機能用)。
Eメールアドレス申請完了通知などを受け取るために使用します。キャリアメールよりGmailなどのフリーメールが推奨されます。
渡航情報搭乗する航空便名(または船便名)が必要です。Eチケットなどで確認してください。
滞在先情報韓国で宿泊するホテル名、その住所、電話番号を正確に把握しておきましょう。英語または韓国語での入力が必要です。

滞在先の住所の入力方法

滞在先は、ホテルの予約サイトや確認書に記載されている英語もしくは韓国語表記の住所をコピー&ペーストします。

もし分からない場合は、旅行情報サイト「コネスト」の韓国の住所・英文変換機能などを利用するのもオススメです。

韓国旅行の電子入国申告書の申請と注意点

韓国旅行でスマホ決済をする
スマートフォン 画像引用:pixabay
  • 航空券の便名は必須項目
  • 韓国内の連絡先はどのように記入する?
  • 代理申請は可能?家族の分もまとめてOK
  • 申請後の確認書はいつ見せればいい?
  • 申告書はプリントアウトできるのか
  • 入力ミスは再申請?修正方法

航空券の便名は必須項目

電子入国申告書を作成する際、「入国便名」の入力は必須項目となっています。これは、いつ、どの交通手段で入国するのかを正確に把握するための重要な情報です。

便名は、利用する航空会社から発行されたEチケットや予約確認書に必ず記載されています。通常は、航空会社のアルファベット2文字と数字の組み合わせ(例:OZ121、KE704など)で表記されていますので、その通りに正確に入力しましょう。

船で入国する場合は、乗船する船舶名を入力します。この情報が不正確だと入国審査で確認に時間がかかる可能性もあるため、出発前に入力内容が正しいか必ず見直しましょう。

韓国内の連絡先はどのように記入する?

韓国内の連絡先はどのように記入する?

「韓国内の連絡先」の項目も、多くの人が迷うポイントの一つです。ここには、韓国滞在中に連絡が取れる場所の情報を記入します。

具体的には、宿泊するホテルの電話番号を記入するのが最も一般的で確実です。複数のホテルに宿泊する場合は、最初の宿泊先か、最も長く滞在する宿泊先の連絡先を記入すれば問題ありません。

友人や親戚の家に滞在する場合は、その家の電話番号を記入します。もし固定電話がなければ、滞在先の代表者の携帯電話番号でも構いません。

重要なのは、万が一の際に連絡が取れる有効な連絡先を申告しておくことです。

代理申請は可能?家族の分もまとめてOK

電子入国申告書は、本人に代わって代理人が申請することも認められています。例えば、家族旅行の際に代表者一人が全員分の申告をまとめて行うことが可能です。

公式サイトでは、1人の申告者が最大9人分まで一括で申請できる機能が用意されています。これにより、特に小さなお子様連れや、スマートフォンの操作に不慣れな高齢の家族と旅行する際に、手続きの手間を大幅に省くことができます。

申請内容の責任は本人にあります

代理申請は非常に便利な機能ですが、一つ重要な注意点があります。それは、たとえ代理人が入力した場合でも、申告された情報に誤りや虚偽があった場合の責任は、すべて旅行者本人(パスポートの名義人)が負うという点です。

代理で申請する際は、入力情報がパスポートと完全に一致しているか、複数回確認するようにしましょう。

申請後の確認書はいつ見せればいい?

申請が正常に完了すると、発給番号が記載された「電子入国申告確認書」が表示され、PDFファイルとして保存することもできます。しかし、この確認書を入国審査の際に提示する必要は基本的にありません。

どういう仕組みなの?
提出されたデータはパスポート番号と電子的に紐づけられており、入国審査官がパスポートをスキャンした時点で、申告済みであることがシステム上で自動的に確認される仕組みになっています。

そのため、スマートフォンや印刷した紙を見せることなく、パスポートを渡すだけで手続きが進みます。

とてもスマートな仕組みですよね。ただ、システムトラブルや入力内容の確認を求められるといった万が一の事態に備えて、確認書のPDFファイルやスクリーンショットをスマートフォンに保存しておくこともオススメします!

申告書はプリントアウトできるのか

申告書はプリントアウトできるのか

前述の通り、入国審査で確認書を提示する義務はありませんが、「手元に紙の控えがないと不安」という方もいると思います。

電子入国申告書は、申請完了後に表示される確認書をPDFファイルとしてダウンロードし、自宅やコンビニなどでプリントアウトすることが可能です。

特に、スマートフォンの充電が切れてしまった場合や、現地の通信環境が不安定な場合に備えて、紙で印刷したものを持っておくと安心感が増します。

家族分をまとめて申請した場合は、代表者が全員分の確認書を印刷して持っておくと、管理がしやすくなるというメリットもあります。

もちろん、これは必須の手続きではなく、あくまで安心材料の一つです。ご自身の旅行スタイルに合わせて、デジタルで保存するか、物理的なコピーを用意するかを選択してくださいね。

入力ミスは再申請?修正方法

入力ミスは再申請?修正方法

申請内容を送信した後に、「名前のスペルを間違えた」「パスポート番号を誤って入力してしまった」といったミスに気づいても大丈夫です。

公式サイトには「照会・修正」ページが用意されており、そこから内容の修正が可能で、発給番号またはEメール認証でログインすることで、滞在先の住所や連絡先といった情報を変更することができます。

再申請時のシステム表示について

もう一度最初から作成したいという場合は、新規で申請手続きを進めます。パスポート情報をアップロードする時点で、システムが重複を検知します。

その際、すでに申請がありました。今回新しく申請すると以前のものが削除されますという主旨の注意事項が表示されます。

これを確認して手続きを進めれば、古い間違ったデータは自動的に破棄され、新しい正しい情報で上書きされる仕組みです。

このように、入力ミスをしても対応策が用意されているので安心ですね。

まとめ:韓国旅行では電子入国申告書を忘れずに

この記事のポイントをまとめます。

  • 韓国の電子入国申告書はオンラインで事前提出するシステム
  • K-ETA免除期間中はK-ETA未申請なら提出が必要
  • 有効なK-ETAや外国人登録証があれば提出は不要
  • 申請は韓国到着の72時間前から可能
  • 72時間を超えると申請は無効となり再申請が必要
  • 申請にはパスポート、Eメール、航空便名、滞在先情報が必須
  • 2025年12月末までは従来の紙の入国カードも利用可能
  • 航空便名や船名は必須の入力項目
  • 韓国内の連絡先はホテルの電話番号などを記入
  • 家族など最大9人分をまとめて代理申請できる
  • 代理申請でも情報の最終的な責任は本人にある
  • 申請データはパスポートと紐づくため確認書の提示は通常不要
  • 念のためスクリーンショットやPDFで保存しておくのがおすすめ
  • 確認書はPDFで保存して印刷することも可能
  • 入力ミスをした場合は部分修正ではなく新規で再申請するのが確実

サンプル
韓国は日本からのアクセスが良く、気軽に訪れやすい人気の旅行先ですが、実際に現地で不便を感じたり、トラブルに巻き込まれると、そのストレスで旅の楽しみが半減してしまいがちです。

そうならないよう、観光地やショッピングスポットを満喫するためには、現地での移動や情報収集がスムーズにできることが鍵となり、「必須アイテム」や「便利なサービス」のガイド一覧が一層役立ちます。

このガイドでは、初めての方でもリピーターの方でも、必要な情報がすぐに見つかるように、旅行の準備に役立つ持ち物リストや、観光地での移動を快適にしてくれるアプリやサービスなどの情報を集めました。

韓国旅行がさらに楽しめるよう、事前におすすめのアイテムやサービスを確認し、準備を整えて出発しましょう。ぜひ「持ち物の必需品と便利アイテム一覧」をご覧いただき、満足度の高い理想の旅を実現してくださいね。

タイトルとURLをコピーしました