【2024】韓国でタックスリファンドできるホテル一覧と手続き方法

韓国ホテルでのタックスリファンド、パスポートと日本円と韓国ウォン 観光・ホテル
画像出典:筆者
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韓国旅行中にホテル宿泊費のタックスリファンドを受ける方法について、2024年の最新情報をお届けします。

この記事では、韓国のホテルでタックスリファンドを受ける際の「やり方と注意点」や、「ソウル」および「釜山」でリファンドが可能なホテルの情報を詳しく解説します。

さらに、リファンドがどれくらい戻るのかについても触れ、実際の「東横イン東大門」などでの手続き方法、また、円とウォンの換算方法や、宿泊税が含まれる場合の注意点についてもご紹介。

これらの情報を参考に、スムーズなタックスリファンド手続きを行い、韓国での旅行をよりお得に楽しんでくださいね。

記事のポイント
  • 韓国ホテルでのタックスリファンドの手続き方法と注意点
  • ソウルと釜山のタックスリファンド対応ホテル一覧
  • リファンド額の目安と円とウォンの換算方法
  • 宿泊税や皮膚科でのタックスリファンドに関する特記事項

【2024】韓国でタックスリファンドが受けられるホテル一覧

韓国ホテルでタックスリファンド、パスポートと韓国ウォンと日本円
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  • タックスリファンドのやり方と注意点
  • ソウルのホテル一覧
  • 釜山のホテル一覧
  • タックスリファンドはいくら戻る?
  • 東横イン東大門などでの手続き

タックスリファンドのやり方と注意点

韓国政府は、2014年から外国人観光客に対するインセンティブとして、ホテル宿泊費の付加価値税(VAT / Value Added Taxの頭文字の略)を還付する制度を始めました。

以下で、ホテルでのタックスリファンドのやり方と注意点を詳しく説明します。

還付手続きの流れ

①対象のホテルを確認:ホテルの予約前に還付制度対象かを確認。
②チェックイン:「ホテル宿泊費VAT還付制」の説明書とVAT還付チェックリストを受取る。
③宿泊期間:制度の対象者かどうかを確認。
④チェックアウト:チェックリストを確認。対象者の場合は、チェックリストと提出し、還付伝票を受取る。
⑤韓国出国:還付カウンターのある場所の免税区域でパスポートと還付伝票を確認後、還付金を受取る。
出国後の還付は不可。
引用:コリアグランドセール

ホテル宿泊費VAT還付制対象者

①対象のホテルで合計2泊以上30泊以下で宿泊し、チェックアウト日から3ヶ月以内に韓国を出国する外国人。
韓国の就業ビザを所持または6ヶ月以上滞在している場合は対象外。
②還付は、宿泊料金に含まれた朝食までが対象で、オプションで朝食を注文した場合は対象外。
③個人旅行顧客のみ対象。ただし、団体ツアー客や法人名義のクレジットカード決済、韓国人が代理決済する場合は対象外。
④出国する空港や港により還付ができない場合があるため、ホテル予約時に本人が出国する空港や港で還付が可能か事前確認が必要。
引用:コリアグランドセール

ホテルでのタックスリファンド注意点

ホテルのタックスリファンド制度は、2025年12月まで継続予定です。

しかし、3ヶ月ごとに各ホテルが申請手続きを行うため、2024年10月~12月期の対象施設はまだ確定していません。

現在は2024年7月~9月の情報が公開されていますので、これより以下の情報は2024年9月30日までの対象ホテルになりますのでご注意ください。

ソウルのホテル一覧

韓国ソウルのナムサンタワーの風景
ソウルの風景 画像出典:pixabay

ソウルには、タックスリファンドが受けられるホテルが22ヵ所あります。(2024年9月30日まで対象のホテル)

ソウルのホテル一覧
  • ゴールデンソウルホテル
  • ホテル東横INNソウル永登浦
  • ホテル東横INNソウル東大門2
  • ナイン ブリック ブティック ホテル
  • ホテルディライト
  • Hotel Vert
  • ホリデイ・イン エクスプレス ソウル ホンデ
  • ホテルマヌ
  • ソフィテルアンバサダーソウルホテル&サービスドレジデンス
  • ホテルカプチーノ
  • ノボテルアンバサダーソウル龍山
  • ノボテルアンバサダーソウル江南
  • ノボテル アンバサダーソウル 東大門 ホテルズ & レジデンシズ
  • イビス スタイルズ アンバサダー ソウル 龍山
  • ホテル アンテルーム ソウル
  • カラシホテルソウル
  • Cheongdong SR
  • カラック ツーリスト ホテル
  • トラベロッジ東大門 ソウル
  • アンバサダーソウル – プルマンホテル
  • ザザ バックパッカーズ ホステル
  • Olive Hostel
    引用:韓国文化体育観光部

これらのホテルでは、宿泊料金にかかる付加価値税(VAT)のリファンドが可能で、チェックアウト時に手続きが行われます。

ホテルでタックスリファンドを受ける場合、ホテルのフロントデスクでパスポートを提示し、リファンド申請書を記入します。ホテルによっては、自動でリファンドシステムが導入されており、簡単に手続きが済むこともあります。

ただし、上記の情報は2024年9月30日まで対応しているホテルですので、10月以降は予約時に確認することをお勧めします。また、リファンド対象は宿泊料金(または宿泊料金に含まれた朝食まで)のみで、レストランやルームサービスの費用は対象外になることが一般的です。

釜山のホテル一覧

釜山観光モデルコースセンタムシティ
釜山の風景 画像出典:筆者

釜山でも、タックスリファンド対応のホテルが16ヵ所あります。(2024年9月30日まで対象のホテル)

釜山のホテル一覧
  • ホテル シエナ
  • ホテル東横INN釜山海雲台2
  • ホテル東横INN釜山駅1
  • ホテル東横INN釜山駅2
  • ホテル東横INN釜山西面
  • ベニキアプレミアマリアンヌホテル
  • ヘウンデ セントラル ホテル
  • Kyung-Hwa Corporation
  • アスティホテル釜山
  • 広場観光ホテル
  • ロッテホテル釜山
  • ホテルセントラルベイ
  • ホテル tt
  • 釜山ビジネスホテル
  • Seobusan Toursit Hotel
  • イビス アンバサダー 釜山 シティ センター
    引用:韓国文化体育観光部

釜山のホテルでのタックスリファンドの流れは、ソウルのホテルと同様で、チェックアウト時に手続きを行います。

フロントでパスポートを提示し、申請書を記入することで、簡単に払い戻しを受けることができます。多くの場合、現金またはクレジットカードに直接払い戻されますが、ホテルによっては空港での手続きが必要な場合もあります。

事前にホテルにリファンドの対応状況を確認し、適用条件を理解しておくことで、スムーズな手続きが可能です。

タックスリファンドはいくら戻る?

タックスリファンドで戻る金額は、宿泊費に応じて異なります。

韓国の消費税率は10%ですが、全額が戻るわけではなく、リファンド手数料や手続きなどが差し引かれるため、実際に戻ってくるのは購入金額の4~7%程度になることがあります。

宿泊日数が多く、宿泊費も高い場合にはリファンド額も高くなりますが、反対に格安ホテルの場合は、リファンド手続きの手間を考えると、それほど大きな還付額が期待できない場合もあります。

東横イン東大門などでの手続き

韓国ソウルの江南にある東横イン江南
韓国の東横イン 画像出典:筆者

東横イン東大門2」など、東横インは日本人に人気のあるビジネスホテルで、一部のチェーンを利用する際、タックスリファンドが適用されます。

「東横イン東大門1」「東横INNソウル江南」など対象外のホテルもありますので、事前確認が必要です。

東横インでタックスリファンドを受けるには、以下の手続きの順で行われます。

タックスリファンドの手続き

①ホテルでリファンドチェック(付加税還付書類)を受け取る
②出国の際、ゲートへ直接向かう
③免税カウンターにてホテルで受け取った免税書類とパスポートを出す
④ウォンまたはドルを選択
⑤返金

この手順に従うことで、東横インに滞在しながら効率的にタックスリファンドを受けることができますので、具体的な手続きの詳細については、ホテルのフロントデスクで確認することをお勧めします。

【2024】韓国ホテルでのタックスリファンド手続き方法

韓国ホテルでのタックスリファンド、電卓とメモ
画像出典:pixabay
  • 75,000ウォン制限とは?
  • 円とウォンの換算方法
  • 宿泊税が含まれる場合の注意点
  • 皮膚科でのタックスリファンド
  • NYUNYUでのタックスリファンド

75,000ウォンの制限とは?

タックスリファンドにおける75,000ウォンという金額は、韓国での税関手続きの簡素化に関連する基準額です。以下でその詳細を説明します。

75,000ウォンの意味

免税額の基準:75,000ウォンは、タックスリファンドの還付額に関する値です。還付額が75,000ウォン未満の場合、税関での手続きが簡略化されます。

75,000ウォン未満の場合

税関確認の免除:還付額が75,000ウォン未満の場合、税関での購入品の確認手続きが免除され、空港の税関リファウンドカウンターかKIOSK機で税金還付手続が行えます。

75,000ウォン以上の場合

還付額が75,000ウォン以上の場合は、通常の税関手続きが必要となります。

購入品の提示:75,000ウォン以上の場合、税関で購入品を提示する必要があるため、手荷物として持参する必要があります。

この75,000ウォンという基準は、旅行者の利便性を高めるとともに、空港での手続きを効率化するために設けられています。旅行者は、この基準を理解することで、スムーズなタックスリファンド手続きを行うことができます。

円とウォンの換算方法

韓国旅行現金ウォン
画像引用:pixabay

タックスリファンドの円とウォンの換算方法は、通常その日の為替レートに基づいて設定されます。

換算レートは、リファンドを受ける場所(空港やホテル、市内の換金所)によって異なるため、少しでも有利なレートで換金すると良いでしょう。

一般的に、還付は主に現金(韓国ウォン)で行われます。円での還付は1000円単位でのみ行われ、100円単位の端数はウォンで払い戻しされます

また、高額の還付の場合は、クレジットカードでの還付を選択すると、より有利なレートが適用される場合があります。

必要に応じて、還付方法(現金かクレジットカード)を選択できる場合もありますので、レートを確認した上で現金で受け取るか、クレジットカードで受け取るかを決めても良いかもしれません。

具体的な換算レートは当日のリファンドカウンターで確認できるので、これらの点を考慮して、最も有利な還付方法を選択することをオススメします。

宿泊税が含まれる場合の注意点

韓国でホテルに宿泊する際、宿泊税が請求される場合があります。宿泊税は付加価値税とは異なり、タックスリファンドの対象とならないケースが多いため注意が必要です。

特に、リゾート地や高級ホテルでは宿泊税が含まれていることがあり、その分の費用がリファンドされないことが一般的です。ホテル予約時に宿泊税が別途記載されている場合、それはタックスリファンドの対象外である可能性が高いです。

また、リファンド対象となるのは宿泊費(または宿泊費に含まれた朝食まで)で、その他の施設利用料も基本的には対象外ですので、事前にホテルに確認し、明確にしておくと手続きがスムーズに進むでしょう。

皮膚科でのタックスリファンド

韓国美容皮膚科ツアーマスクをつけてエステをしている姿
画像出典:pexels

韓国は、皮膚科での治療や施術も外国人観光客に人気があります。

皮膚科で行う施術もタックスリファンドの対象になる場合がありますが、適用条件には注意が必要です。まず、医療行為とみなされる治療は通常リファンドの対象外です。

一方、エステティックや美容目的の施術(例:ボトックス注射、フィラー注入など)はリファンド対象となることが多いです。

リファンドを受けるためには、治療や施術の内容が免税対象かどうかを確認し、対応しているクリニックで手続きを行います。

購入したスキンケア商品もリファンド対象となることがありますが、最低購入金額(通常は3万ウォン以上)が設定されているため、これを満たしていることが必要です。

注意点
  • タックスリファンドを受けられる場合でも、施術の痕跡(例:注射跡)が必要となる可能性があります。
  • クリニックによっては、独自の判断でタックスリファンドを提供している場合もあるため、事前に確認が必要です。
  • 施術を受ける前に、クリニックのスタッフにタックスリファンドの可否を確認することをオススメします。

NYUNYUでのタックスリファンド

東大門、明洞、江南にあるアクセサリー店「NYUNYU」でもタックスリファンドが行えます。

手続き方法

NYUNYUでは、お会計後に店内のキオスクでタックスリファンドの手続きを行います。

①クレジットカードの使用
・キオスクでの手続き時にクレジットカードを読み込ませます。
・その場でウォンでの還付を受け取ることができます。

②保証金の仕組み
レシートに「私(名前)は税関搬出確認を受けない場合、GLOBAL TAX FREEにクレジットカードから保証金を支払うことを同意いたします」という旨の記載があります。これは、適切に商品を国外に持ち出したことを確認するための仕組みです。

③空港での手続き
・空港のカウンターで、レシートを提示して確認のスタンプを受ける必要があります。

【2024】韓国ホテルのタックスリファンド総括

この記事のポイントをまとめます。

韓国ホテルのタックスリファンド

  • 韓国では外国人観光客向けにホテル宿泊費の還付制度がある
  • 対象のホテルで2泊以上30泊以下の滞在が必要
  • チェックアウト時に申請書を記入し、出国前に還付手続きを行う
  • 対象ホテルはソウルで22ヵ所、釜山で16ヵ所(2024年9月30日まで)
  • リファンド対象は宿泊費および宿泊料金に含まれる朝食のみ

ホテルのタックスリファンド注意点

  • 空港や換金所によって還付対応が異なるため確認が必要
  • リファンドで戻る金額は宿泊費の4~7%程度が一般的
  • 東横インチェーンの一部ではタックスリファンド対象外もある
  • リファンドの際、現金かクレジットカードでの選択が可能
  • 宿泊税は付加価値税とは異なり、対象外になる場合が多い
  • 75,000ウォン以下のリファンドは税関手続きが簡略化される
  • 円とウォンの換算レートは、リファンド時のレートによって異なる

その他のタックスリファンド

  • 一部の皮膚科でも、タックスリファンドが適用される場合がある
  • 美容目的の施術はリファンド対象だが、医療行為は対象外
  • アクセサリー店「NYUNYU」では、キオスクで簡単に手続きが可能

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