韓国旅行を計画している方へ、「旅行に持っていけばよかった」と後悔しないために、持っていくものをリストアップし必要な情報をお届けします。
旅行の準備に欠かせない「韓国旅行に必要な手続き」を詳しく説明し、最新の韓国旅行アプリもご紹介。また「現金はいくら持っていくべき?」「韓国に行くのに何が必要?」といった疑問にもお答えします。
さらに、韓国でも購入できますが、日本から持参していくと便利なものや、逆に、韓国から持って帰ってはいけないものについても解説します。特に、初めて渡韓される方や、女子向けの持ち物チェックリストを探している方に役立つ内容となっています。
韓国旅行に持っていくものリスト
- 【2024年】韓国旅行に必要なもの
- 持っていけばよかったと後悔しないために
- 女子向け持ち物チェックリスト
- 韓国旅行に必要な手続き
- K-ETAの申請方法
- 最新の韓国旅行アプリ
【2024年】韓国旅行に必要なもの
韓国旅行を計画する際、持ち物はしっかりと把握しておくことが大切です。2024年における韓国旅行では、以下のようなアイテムが必要になります。
パスポートとビザ
韓国への入国時にはパスポートが必須であり、滞在期間に応じてビザが必要な場合もあります。
現金とクレジットカード
韓国ではクレジットカードを使うことも出来ますが、地方や小さな店舗では現金のみの場合もあります。韓国ウォンに換金した現金を持参することで、万が一の場面でも安心です。特に、現金が必要な状況に備えて、いくら持っていくべきかを事前に計画しておくとよいでしょう。
スマートフォンと充電器
韓国での移動や観光情報の検索、地図アプリの利用などにスマートフォンは必須です。また、コンセントの形状が日本と異なるため、変換プラグも用意しておくことをお勧めします。翻訳アプリや交通情報アプリは非常に役立ちますので、必要に応じてスマホにダウンロードしておくと良いでしょう。
持っていけばよかったと後悔しないために
韓国旅行を終えた後に「持っていけばよかった」と後悔しないためには、旅行の計画段階で、以下のポイントを押さえておくと安心です。
薬や健康用品
韓国でも薬は手に入りますが、言語の壁や医療システムの違いから、いつも使っている薬を持参することをお勧めします。また、体温計や常備薬(風邪薬、頭痛薬など)もあると便利です。
雨具
韓国の梅雨時期(6月から7月)や台風の時期(9月頃)は突然の雨が多いため、折りたたみ傘やレインコートを持っていくと安心です。また、防水のバックカバーもあると、荷物が濡れる心配も無くなります。
充電バッテリー
旅行中はスマートフォンを頻繁に使用するため、バッテリーがすぐに減ってしまいます。予備の充電バッテリーを持っていると、移動中でも安心してスマートフォンを利用できます。
変換プラグ
日本の電圧は100V、韓国は地域に限らず220Vでコンセントの形状が異なります。220Vに対応していない電化製品を使用すると破損や火災のリスクがあるので、手持ちの電化製品が220Vに対応しているかチェックをし、変換プラグも持参すると良いでしょう。
紙のマップやガイドブック
スマートフォンの電池が切れた時や、ネット接続が不安定な場所では、紙のマップやガイドブックがあると便利です。主要な観光地やホテル周辺のマップを事前に印刷して持っていくことをお勧めします。
女子向け持ち物チェックリスト
女性が韓国旅行を楽しむために、特に持っていくべきアイテムをリストアップしました。このリストを参考にして、旅行の準備を万全に整えましょう。
ヘアアイロン
韓国でのヘアスタイルも整えておきたいですよね。コンセント式のヘアアイロンは、機内持ち込み、預け入れ共に可能です。また、ガス式や電池式については規則がありますので、事前に確認しておきましょう。
スキンケア用品とメイク道具
韓国は美容大国として知られており、現地でも高品質なスキンケア用品やメイク道具が手に入りますが、普段使っているアイテムを持参することで肌トラブルを防ぐことができます。また、保湿クリームや日焼け止めも忘れずに。韓国の気候は乾燥しやすく、日差しも強いため、これらのアイテムは必需品です。
気候に合わせた衣類
韓国の冬は非常に寒くなるため、厚手のコートやセーター、手袋やマフラーなどの防寒具が必要です。また、旅行中に歩き回ることが多いため、履きやすい靴を選ぶことも重要です。普段から履き慣れた靴を持参することで、観光をより快適に楽しむことができます。
ヘアケア用品
韓国の水質は日本と異なるため、普段使っているシャンプーやコンディショナーを持参しておくと安心です。トラベルサイズのヘアケア用品を準備しておきましょう。
エコバッグや折りたたみバッグ
韓国では買い物を楽しむ機会が多く、エコバッグがあれば荷物が増えたときにも対応できます。また、旅行先でお土産を買うことが多いため、追加のバッグを用意しておくと安心です。
韓国旅行に必要な手続き
韓国旅行を計画する際には、いくつかの手続きを事前に済ませる必要があり、これらの手続きや準備を万全にしておくことで、旅行がスムーズに進みます。
パスポートの有効期限
韓国に入国するためには、入国時に3ヵ月以上の有効期限があるパスポートが必要です。パスポートの有効期限が不足している場合、新規取得または更新手続きを早めに行う必要があります。これらを怠ってしまうと、出発直前にトラブルになる可能性がありますので注意が必要です。
ビザの取得
一般的な観光目的での短期滞在(90日以内)の場合、日本国籍の方はビザを取得する必要はありません。しかし、長期滞在や特定の活動(仕事、留学など)を目的とする場合は、事前にビザを取得する必要があります。韓国大使館や領事館で必要な情報を確認し、適切な手続きを行いましょう。
旅行保険の加入
海外旅行では、病気やケガ、盗難などの予期せぬトラブルに見舞われることがあります。旅行保険に加入しておけば、緊急時に医療費や損害賠償の補償を受けることができます。保険の内容や補償範囲をよく確認し、自分に適したプランを選びましょう。
K-ETAの申請方法
韓国に無査証で入国が可能な国家の国民を対象に、出発前に事前に個人情報や旅行関連情報を入力して旅行許可を受ける制度です。
2023年4月1日から2024年12月31日まで、日本を含む22か国・地域のパスポートを持つ外国人が観光・短期商用等の目的で入国する場合、電子渡航許可(K-ETA)の申請・取得は一時的に免除されました。
これにより、ビザが必要のない日本国籍の方の渡航については、K-ETA申請・取得は不要です。
ただし入国カードの記入省略といったK-ETA取得者の特典を受けたい場合は申請・取得は可能です。(申請手数料がかかります)
K-ETAの申請をする際は、オンラインで行います。審査に時間がかかることがあるので、韓国出発の72時間前までに余裕を持って申請を完了しておく必要があります。
K-ETAの公式ウェブサイトにアクセスし、手順に従って申請しましょう。
最新の韓国旅行アプリ
韓国旅行をより便利で楽しいものにするために、最新の韓国旅行アプリを活用することをお勧めします。これらのアプリは観光情報から交通手段、レストランの予約まで、様々なシーンで役立ちます。
NAVERマップ
地図アプリとして「NAVERマップ」が非常に便利です。NAVERマップは、韓国内の詳細な地図情報を提供しており、観光名所やレストラン、ショッピングスポットなどの検索が簡単にできます。また、公共交通機関のルート検索機能もあり、地下鉄やバスの乗り換え案内が正確に表示されます。
Papago(パパゴ)
翻訳アプリ「Papago」は、日本語から韓国語、韓国語から日本語への翻訳をスムーズに行うことができます。特に、音声翻訳やカメラ翻訳機能が優れており、現地でのコミュニケーションやメニューの読み取りなどに大いに役立ちます。リアルタイムでの会話翻訳も可能なため、言語の壁を感じることなく旅行を楽しむことができます。
Kakaoタクシー(Kakao T)
「Kakaoタクシー(Kakao T)」はタクシーの配車サービスをはじめ、公共交通機関の情報提供、自転車レンタルサービスなど、多岐にわたる交通手段をサポートしています。
特にタクシーの配車機能は便利で、現在地から目的地までの移動を簡単に手配できます。料金の見積もりや支払いもアプリ内で完結できるため、初めての訪韓でも安心して利用できるでしょう。
マンゴープレート(MANGOPLATE)
「マンゴープレート(MANGOPLATE)」は、韓国のレストランやカフェのレビューを集めたアプリで、ユーザーの評価や写真を参考にして、美味しいお店を簡単に見つけることができます。また、カテゴリーやエリア別に検索できるため、自分の好みに合った飲食店を効率よく探すことができます。
VISIT KOREA
「VISITKOREA」は韓国観光公社が提供する公式アプリで、観光地やイベント情報、旅行プランの提案など、豊富な情報が詰まっています。また、クーポンや割引情報も提供されるため、旅行中の節約にも役立ちます。
出発前に必要なアプリをダウンロードして、充実した韓国旅行をお楽しみください。
韓国旅行に持っていくものと持っていけないもの
- 現金はいくら持っていくべき?
- 韓国に行くのに何が必要?
- 韓国旅行で必ず持っておくべき証明書
- 日本から持参していくと便利なもの
- 持って行ってはいけないもの
- 韓国から持って帰れないもの
現金はいくら持っていくべき?
韓国旅行に行く際、現金は旅行のスタイルや期間、訪問先によって異なりますが、一般的なガイドラインを紹介します。
まず、高級レストランやブランドショップでの買い物を予定している場合、クレジットカードがメインの支払い手段となるでしょう。そのため、現金はそれほど沢山必要ありません。
しかし、屋台や地元の小さな飲食店、市場などでは現金のみのが一般的です。こうした場所を訪れる予定がある場合は、現金を持っていることが望ましいです。
旅行期間も考えておくべきポイントとなり、例えば、3日間の短期旅行の場合、1日あたり5万ウォン~10万ウォン(約5,000円~10,000円)を目安にすると良いでしょう。これには、食事代、交通費、観光地の入場料などが含まれます。
また、韓国のATMでは、クレジットカード(海外キャッシング利用が可能なもの)、VISAまたはJCBデビットカード(国際キャッシュカード)で現金を引き出すことができます。特に主要都市では24時間営業のATMが多く、必要なときに現金を引き出すことができますが、手数料や為替手数料がかかることがあるため、事前に確認しておくことをお勧めします。
以上の点を考慮し、旅行前にスケジュールをよく考え、必要な現金を用意して楽しい韓国の旅をお過ごしください。
韓国に行くのに何が必要?
韓国旅行に行く際、持っていくべき必須アイテムとしてパスポートや旅行保険、K-ETA(韓国電子旅行許可)については前途しましたが、そのほか韓国では、SIMカードやポケットWi-Fiを準備しておくと便利です。
これらは、現地での地図検索や翻訳アプリの利用、家族や友人との連絡などに役立ちます。SIMカードは事前に日本で購入するか、韓国の空港で購入することができます。
また、ポケットWi-Fiはレンタルして持参するのが一般的です。
持って行ってはいけないもの
韓国旅行に持って行ってはいけないものについても理解しておく必要があります。
韓国では、法律や規制に基づいて持ち込みが禁止されている物品がいくつかあり、これらを誤って持ち込むと、トラブルになる可能性がありますので、事前に確認しておきましょう。
違法薬物
韓国では違法薬物の持ち込みが厳しく禁止されています。これらを所持していると、厳しい罰則が科されることになります。処方箋や一部の医薬品も含まれる場合があるため、特定の薬を持参する必要がある場合は、事前に手続きを踏むことが大切です。
武器類の持ち込み
ナイフや銃、爆発物などの武器類を持参することも避けましょう。これには、護身用のスプレーやスタンガンなども含まれる場合があります。韓国では、こうした物品の持ち込みが非常に厳しく取り締まられており、違反した場合には重い罰則が科せられます。
食物の制限
果物や野菜、肉製品、乳製品などの食品を持ち込むことも、韓国の動植物検疫法により禁止されています。これらの食品は、農業や環境に悪影響を及ぼす恐れがあるため、厳しく規制されています。
文化財や希少動植物
古美術品や骨董品、希少な動植物やその製品を韓国に持ち込むことは、文化財保護法や野生動物保護法に違反する可能性があります。特に、象牙やウミガメの甲羅、毛皮などは国際的に取引が禁止されている場合が多いため、これらの品物を持参しないよう注意が必要です。
以上のように、韓国に持って行ってはいけないものを事前に理解し、適切に準備することで、トラブルが避けられます。旅行前に、持ち込み禁止品目についてしっかりと確認しておきましょう。
必ず持っておくべき証明書
韓国旅行の際に必ず持っていなければならない主な証明書は以下の通りです。
パスポート
韓国入国時には有効なパスポートが必須です。残存有効期間は3ヶ月以上が推奨されています。
復路航空券・乗船券・eチケット
旅行の証明として必要です。韓国に入国、日本に帰国する際に復路航空券または乗券船の提示が求められることがあります。
宿泊先の予約確認書
韓国に滞在中、宿泊先の情報を記載した予約確認書を持参しておくと安心です。
これらの証明書はコピーして準備しておくと良いでしょう。なお、K-ETA(韓国電子渡航認証)は2024年12月31日まで一時的に禁止されていますが、最新情報を確認しておくことをお勧めします。
日本から持参していくと便利なもの
韓国でも購入できますが、日本から持参していくと便利なアイテムには以下のようなものがあります。
エコバッグ
韓国では買い物時に袋が提供されないことが多いため、エコバッグを持参すると便利です。
歯ブラシ・歯磨き粉
韓国のホテルではアメニティとして提供されないことが多いため、普段から使用しているものを持参しておくと安心です。
常備薬
韓国の薬は日本人の体質に合わない可能性もあるため、通常使用している薬を持参することをおすすめします。
マスク
ウイルス対策や大気汚染対策、寒暖差対策として役立ちます。韓国でも購入できますが、日本から数枚持参しておくと良いでしょう。
ティッシュ・ウェットティッシュ
衛生面で安心できるよう、日本から持参しておくことをおすすめします。
日焼け止め
特に夏場の日差し対策として必要になります。自身の肌に合うものを持参していくと良いでしょう。
スリッパ
ホテルでの滞在時、リラックスタイムに役立ちます。
これらのアイテムは韓国でも購入可能ですが、日本から持参することでスムーズに過ごすことができるでしょう。
韓国旅行から持って帰れないもの
韓国旅行の際、韓国から日本へ持ち帰れないものについて、以下にまとめます。
肉製品
参鶏湯(サムゲタン)、マンドゥ(餃子)、ジャーキー、ソーセージなどの肉製品は、加工品や加熱済み製品であっても、日本への持ち込みは禁止されています。これは、家畜伝染病予防法のための措置です。
乳製品
肉製品と同様に、乳製品も日本への持ち込みが制限されています。
植物性食品
唐辛子などの香辛料は、農産物として扱われる場合は持ち込みができません。特に、生の唐辛子や種がついている乾燥唐辛子は持ち込み禁止です。ただし、粉砕されたコチュカル(粉唐辛子)は持ち込み可能です。
キムチ
キムチは機内持ち込みはできませんが、預かり荷物として持ち込むことが出来ます。
コスメ製品
1品目につき24点以上の化粧品は持ち込むことができません。医薬品や医薬部外品、化粧品などは「医薬品医療機器等法」によって、厚生労働大臣の許可を受けた人でなければ輸入してはならないことになっています。
コンバースのスニーカー
商標権・知的財産権の関係で、韓国で販売されているコンバースは日本に持ち込むことが禁止されています。韓国で販売されているコンバースの商標権はアメリカが持っており、日本では伊藤忠商事が持っているため、日本の商標権を侵害するということになるので注意が必要です。
これらの制限は、日本の法律や検疫規則に基づいています。韓国の免税店や空港で販売されているものでも、日本への持ち込みが禁止されている場合があるので事前に情報を確認しておくと良いでしょう。
韓国旅行に持っていくものに関する総括
この記事のポイントをまとめます。
✔ 韓国旅行に持っていく必需品
- 韓国旅行に行く際には、パスポートとビザの有無を確認し持参する
- 現金も用意し、小さな店舗でも対応できるようにする
- スマホのバッテリー切れを防ぐために充電器を必ず持っていく
- 変換プラグを用意し、長時間の外出時には予備の充電バッテリーを準備する
- 常用薬や健康用品(体温計、風邪薬、頭痛薬など)を持参する
- 事前にSIMカードを購入するか、ポケットWi-Fiをレンタルしておく
- 緊急時に補償が受けられるように旅行保険に加入しておく
✔ 韓国旅行に持っていくと便利なもの
- 韓国の梅雨時期や台風シーズンに備えて、折りたたみ傘やレインコートを持っていく
- ネット接続が不安定な場所でも観光できるように、ガイドブックを事前に用意しておく
- 機内持ち込み可能なヘアアイロンや、普段使っているヘアケア用品を準備しておく
- 乾燥や日差し対策のために、普段使っているスキンケア用品を持参する
- 季節に合った洋服や履き慣れた靴を用意する
- エコバッグや折りたたみバッグを準備しておくと便利
- 宿泊先を確認できるように、予約確認書をプリントアウトして持参する
- 便利なアプリを事前にダウンロードし、観光情報や交通手段、翻訳機能を活用する