「新大久保で本場の韓国料理が食べたい!」と思ったとき、たくさんの料理店があって迷ってしまいますよね。
中でも最近、注目を集めているのが「クァンジャン市場」。卸売直営だからこそ味わえる新鮮な海鮮料理が人気と聞いて、私も早速行ってきました。
この記事では、訪問前の参考にしたいリアルなレビュー、オーナーシェフさんへの質問など、あなたの知りたい情報を余すところなくお届けします。
私の実体験を交えながら詳しくご紹介していきますので、ぜひ最後までお楽しみくださいね♪
・クァンジャン市場の人気メニューと魅力
・予約方法やお得なクーポンの活用術
・店内の雰囲気やアクセスなどの基本情報
・オーナーシェフ直伝の料理へのこだわり
クァンジャン市場|新大久保のおすすめメニュー

- 新大久保駅からのアクセスと営業時間
- 活気があふれる店内の雰囲気
- 訪問前の参考に!リアルなレビュー
- ユッケなど評判のランチセット
- 人気店のため予約は必須
- オーナーシェフに7つの質問
- クーポン&特典
新大久保駅からのアクセスと営業時間
クァンジャン市場は、新大久保の中でもアクセスしやすい場所にあります。
JR山手線の新大久保駅から、改札を出て大久保通りを右に進み、イケメン通りに入って少し歩くと到着します。
大久保通りの混み具合にもよりますが、新大久保駅からは、徒歩5~10分ほどというところでしょうか。
また、東京メトロ副都心線や都営大江戸線の東新宿駅、西武新宿線の西武新宿駅からも徒歩圏内なので、様々な路線からアクセスできるのが嬉しいポイントですね。
店名 | 韓国料理ポチャ クァンジャン市場 |
---|---|
住所 | 東京都新宿区大久保1-15-12 横田ビル 1F |
アクセス | JR新大久保駅 徒歩約5分 東京メトロ東新宿駅 徒歩約7分 西武新宿駅 徒歩約7分 |
営業時間 | 月・水~日・祝:10:00~翌5:00 火曜日のみ:10:00~23:00 |
定休日 | 無休(年末年始は要確認) |
支払い方法 | カード可、電子マネー可、QRコード決済可 ※ランチは現金支払いでお願いしております。 |
<訪問前の注意点>
営業時間は変更になる可能性もあります。特に深夜や早朝に訪問を考えている方は、念のためお店の公式サイトや予約サイトで最新の情報を確認することをおすすめします。
活気があふれる店内の雰囲気

お店に一歩足を踏み入れると、まるで韓国の市場にある「ポチャ(屋台)」に遊びに来たかのような活気と温かみのある空間が広がっています。
店内は広々としていて、全54席が用意されており、テーブル席がメインなので、2人での食事から友人たちとの女子会、会社の宴会まで、様々なシーンで利用できそうです。

私が訪れたときも、沢山のお客さんで賑わっていましたが、席の間隔が程よく保たれているので、窮屈な感じはしませんでした!
訪問前の参考に!リアルなレビュー
クァンジャン市場は「新鮮な海鮮料理をリーズナブルに楽しみたい!」という方におすすめできるお店です。
実際に私も訪問して、看板メニューの「ユッケムルフェ冷麺」と「サーモンムルフェ冷麺」、そして「たこチヂミ」をいただきました。
「ムルフェ(물회)」とは、日本語で直訳すると「水刺身」になります。
「ムル(물)= 水」「フェ(회)= 刺身」。
新鮮な魚介と野菜をコチュジャンベースの冷たいスープで和えて食べる、韓国の伝統的な漁師料理です。BTSのJINさんやキム・ジェジュンさんが大好物だと公言したことでも話題になりました!
ユッケムルフェを実食!そして気になる価格

私が今回いただいた「ユッケムルフェ冷麺」は、暑い季節にぴったりのメニューです。
シャーベット状になったピリ辛のスープに、新鮮なユッケ、たっぷりの千切り野菜、そして冷麺が入っています。
全部をよく混ぜていただくと、シャリシャリのスープと具材が絡み合って、さっぱりとしながらも深い味わいが口の中に広がりました。
価格情報:1,880円(税込 2,068円)
サーモンムルフェ冷麺

そして、もう一つ注文したのが「サーモンムルフェ冷麺」です。
こちらはツヤツヤのオレンジ色のサーモンがたっぷりと使われていて、見た目も華やか。
脂ののった新鮮なサーモンは口の中でとろけるようで、ユッケとはまた違った、まろやかで濃厚な味わいが楽しめました。
こちらもボリューム満点なので、お友達とシェアして食べ比べるのも楽しいと思います。
価格情報:1,980円(税込 2,178円)
タコチヂミ

サイドメニューとして頼んだ「タコチヂミ」も、忘れられない美味しさでした。
運ばれてきたチヂミは、外側がカリッカリに焼かれていて、中は驚くほどもちもち。この食感のコントラストがたまりません。
中にはプリプリのタコがたくさん入っていて、噛むほどに旨味があふれ出してきます。
香ばしい生地とタコの風味が、特製のタレと絡んで絶妙なハーモニーを奏で、今回ご一緒した料理人の友人も「これは美味しい…」と唸るほどでした。
価格情報:1,500円(税込 1,650円)
ケランチム

さらに、この日はオーナーシェフのご厚意で「ケランチム」をサービスしてくださいました。
ふわっふわに膨らんだ韓国風の茶碗蒸しで、アツアツの土鍋で提供されます。
お出汁の優しい味がしっかり効いていて、口に入れると、とろけるような滑らかさ。ピリ辛料理の合間にいただくと、口の中がほっと和らぐ最高の箸休めになります。
こうした温かい心遣いも、このお店の大きな魅力ですね。
<価格に関するご注意>
ここに記載している価格は、2025年7月時点のものです。メニューや価格は変更される可能性がありますので、訪問前にお店の公式サイトやグルメサイトで最新の情報をご確認ください。
正直レポ&ワンポイントアドバイス

待ち時間が発生する可能性があるので、時間に余裕を持って行くことをお勧めします!
クァンジャン市場は、その人気の高さから、時間帯によっては店内がとても賑やかになります。
私たちがお店に伺ったのは、開店とほぼ同時の朝10時。最初はゆったりとした雰囲気でしたが、さすがは話題のお店です。みるみるうちにお客様が増え始め、11時には、ほぼ満席になるほどの盛況ぶりでした。
ちょうどお昼前の注文が集中する時間帯だったこともあり、お料理が運ばれてくるまで少し待ち時間がありましたが、これも人気店の証ですね。
もしこれから行かれる際は、お時間に余裕を持って訪れると、美味しいお料理を心ゆくまで堪能できると思います。
ユッケなど評判のランチセット
クァンジャン市場の最大の魅力は、なんといっても卸売業者直営だからこそ実現できる、食材の新鮮さです。
特に、看板メニューである「カンジャンケジャン」や「ユッケ」は、その鮮度の良さをダイレクトに感じられる逸品。
カンジャンケジャンは1ピースから注文できる手軽さも嬉しいところ。
他にも「カンジャンセウ(エビの醤油漬け)」や「サンナクチ(タコの踊り食い)」など、日本ではなかなか味わえない珍しい生ものメニューが豊富に揃っています。
37種類から選べる豊富なランチメニュー
ランチタイム(10:00~)には、なんと37種類もの豊富なメニューが用意されています。
定番のユッケジャンやスンドゥブチゲから、お得なセットまで、その日の気分に合わせて選べるのが嬉しいですね。
ランチの予約はすぐに埋まってしまうほどの人気ぶりなので、ランチ目当ての方は早めの行動が吉です。
人気店のため予約は必須
これまでお伝えしてきた通り、クァンジャン市場は人気店のため、特に週末や平日のディナータイム(18時以降)に訪問する場合は、予約をしておくことをおすすめします。
予約は、ホットペッパーや食べログなどのグルメサイトからネットで手軽に行うことができ、席だけを予約することも、コースを予約することも可能です。
予約必須を確信したエピソード
クァンジャン市場に訪問の際は、予約が必須と考えた方が良さそうです。というのも、私がお店にいたお昼の時間、お店の電話がひっきりなしに鳴っていたのです。
そして、電話口で「申し訳ありません、本日のご予約は夜8時からでしたら…」とお話しているのを耳にしました。
お昼の時点ですでに夜まで予約でいっぱいになるほどの人気ぶりなので、予定が決まったら一日でも早く予約を押さえることをおすすめします。
オーナーシェフに7つの質問!
今回、クァンジャン市場のオーナーシェフさんにお話を伺うことができました。その中で知った、料理へのこだわりをシェアしますね。
新大久保「クァンジャン市場」オーナーシェフ・李祥玄さん。1993年に料理の道に進み、来日20年超。料理一家に育ち、韓国の味を日本人好みにアレンジした独自メニューを日々追求中。
▶オーナーシェフ李さんのX(旧 Twitter)
Q1. 日本人向けに最後まで妥協しなかった味のポイントは?
A. 韓国の本場の味を好きな方もいれば、もちろん合わない方もいらっしゃいます。だから私は、韓国料理の良さという芯の部分はしっかり保ちつつ、日本の方の好みに合うように常に考えています。
その代表例がムルフェです。韓国ではエゴマの葉を使うのが一般的ですが、こちらでは日本人にも馴染み深い大葉を贅沢に使用しています。実は大葉はエゴマよりも3倍ほど高価ですが、それでも、日本のお客様の口に合うよう研究しています。
と、コストよりも美味しさを優先されており、シェフの深い優しさと料理へのこだわりを感じました。
Q2. 卸売直営ならではの鮮度管理は?
A. 韓国から新鮮な冷凍の蟹を毎日仕入れて、毎日作ること。このサイクルに尽きます。
意外に思われるかもしれませんが、実はカニは一度冷凍することで、カンジャンケジャンにした際に旨味が増すのだとか。その冷凍・解凍のタイミングや味付けの見極めこそが、卸売直営店ならではの経験とプロの技なのだと感心しました。
Q3. 翌朝5時までの営業のニーズは?
A. 深夜営業は新大久保のイケメン通りだからこそ、客足があり、勝負出来る場所と考えます。
眠らない街・新大久保の特性を活かし、二次会や三次会での利用はもちろん、「時間を気にせず、ゆっくりと本格的な韓国料理を楽しみたい」というお客様のニーズにしっかりと応えたい、という熱い想いがあるそうです。
Q4. 女性客が8割というデータから工夫していることは?
A. 女性のお客様に…など、特別に考えておりません。全てのお客様の為に毎日試行錯誤です。逆にどう工夫をすれば良いか教えてください(笑)
性別を問わず、来てくださるお客様一人ひとりを大切にするこの姿勢こそが、結果として多くのファンを惹きつけている一番の理由なのかもしれませんね。
Q5. BTSのJINさん・ジェジュンさんが好物のムルフェ、その効果は?
A. ジン君がメディアでムルフェを紹介してくれることは、本当に有難い事です。それ以前は、日本ではムルフェを知らない方がほとんどだったと思います。
こうして韓国料理の新しい風を作り、その美味しさを知って味わってもらえるのは、料理人として本当に嬉しいことです。暑い夏に是非召し上がってみてください!
Q6. 19歳で包丁を握り、釜山で学んだ料理は現在にどう生かされている?
A. 自分の家族は皆、料理人なんです。父の手料理や、同じく料理人である兄の影響がとても大きいですね。私は、訪日して20年経ちました。韓国料理は基本ですが、今は日本の方に合うような料理を常に考えてます。
海鮮料理で有名な故郷・釜山では、韓国料理はもちろんのこと、日本料理も学ばれたそうです。シェフの言葉に、深い探求心と、日本への愛情を感じました。
Q7. 1品だけ選ぶとしたら、どの料理を味わってもらいたい?
A. まだまだ勉強し、まだまだ進化中ですが…ムルフェです!
その一言には、謙虚さの中に隠された、揺るぎない自信とご自身の料理への深い愛情がこもっているように感じました。
クーポン&特典
今回、この記事を読んでくださった方のために、オーナーシェフさんが特別なプレゼントを用意してくださいました。
①ソフトドリンクサービス

お店の方に「この記事を見た」と伝えて画面をご提示いただくと、「お好きなソフトドリンクを1人1杯サービス」してくださるそうです。

夏にぴったりの冷たいシッケやスジョンガもおすすめですよ。この機会に、ぜひ利用してみてくださいね!
②ケランチムのサービス

お店で「この記事を見た」と伝えて画面をご提示いただき、「ムルフェをご注文のうえ、その場でSNSに投稿してくださった方」には、1グループにつき1つ、ケランチムのサービスもございます。
<クーポン利用のご注意>
上記2つのクーポンは、2025年9月末までになります。
ご利用の際は、クーポンをお店の方にご提示ください。
まとめ:クァンジャン市場|新大久保のメニューの魅力
いかがでしたでしょうか。新大久保の人気店、「韓国料理ポチャ クァンジャン市場」の魅力が、画面越しに伝わっていたら幸いです。
卸売直営だからこそ味わえる新鮮な海鮮料理、特にオーナーシェフの李さんがこだわり抜いた「ムルフェ」は、一度は味わっていただきたい自慢の一品です。
韓国の市場のような活気あふれる店内で、美味しい韓国料理とお酒を囲めば、まるで韓国に小旅行に来たかのような、楽しくて素敵な時間を過ごせるはずですよ。
新大久保に訪れた際には、ぜひこの記事を思い出して、お店に足を運んでみてくださいね。
あなたがクァンジャン市場で、美味しくて心温まるひとときが過ごせることを、心から願っています。

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