釜山旅行といえば、やっぱり「海雲台(ヘウンデ)」。
でも、いざ「モデルコース」と検索してみると、行きたい場所が多すぎて、「一体どこから回ればいいの?」「1日で全部回れる?」「予定をどう組めば効率的?」と悩んでしまう方も多いと思います。
特に、海雲台はビーチだけでなく、絶景の海岸列車(ブルーラインパーク)や、活気ある市場まで、見どころがギュッと詰まっているので、プランニングが大変ですよね。
この記事では、実際に歩いて確かめた「海雲台の効率的な回り方」を、7つの具体的なモデルコースとして解説していきます。
- 目的別のモデルコース
- ブルーラインパークや人気スポットの攻略法
- 子連れや雨の日でも安心のプランニング
- 旅の準備で欠かせないお得な情報
海雲台の観光モデルコースおすすめ7選

海雲台の楽しみ方は無限大!ここでは、あなたの目的や滞在時間に合わせて選べる、おすすめのモデルコースを7つに厳選してご紹介します。
①【王道1日】海雲台を完全制覇する満喫プラン

もし海雲台で丸1日使えるなら、この王道コースがおすすめです。少しアクティブですが、主要な見どころを網羅できます。
【プランの流れ(春・秋推奨)】
- 09:00 海東龍宮寺へ
まずは一番遠い「海東龍宮寺」から攻略します。海雲台駅からバスで移動しましょう。往復と見学で約3時間ほど見ておくと安心です。 - 12:00 テジクッパで昼食
海雲台に戻り「クッパ専門店」で釜山名物のテジクッパを。 - 14:00 海雲台ブルーラインパーク
尾浦(ミポ)駅から「スカイカプセル」に乗車(要・事前予約)。青沙浦(チョンサポ)までの約25分、絶景の空中散歩を楽しんでください。 - 15:00 青沙浦でカフェ休憩
「DONGBAEK104(旧:Montée104)」など、スカイカプセルが間近に見えるカフェで一休み。帰りは「海辺列車」で尾浦に戻るのが効率的です。 - 17:30 BUSAN X the SKY
日没の時間に合わせて、韓国で2番目に高い「BUSAN X the SKY」の展望台へ。夕焼けから夜景に変わる瞬間の景色は圧巻です。 - 19:00 夕食
海雲台市場内にある「コムジャンオ(ヌタウナギ)」専門店で、うま味たっぷりのうなぎに挑戦してみて。
②【半日】絶景とカフェを巡る「映え」ルート

午前中は別の場所を観光、午後からゆっくり海雲台を楽しみたい!
という方には、写真映えとカフェ巡りを重視した半日コースがぴったりです。
【午後スタートの「映え」ルート】
- 14:00 カフェ巡りからスタート
海雲台駅裏の「海理団通り(ヘリダンキル)」で、おしゃれなカフェで一息。 - 15:30 ブルーラインパーク(スカイカプセル)
尾浦(ミポ)駅から青沙浦(チョンサポ)駅まで、一番人気のスカイカプセルで絶景を楽しみます。 - 16:30 タルマジギルで絶景カフェ
青沙浦からタクシーで、高台のカフェエリア「月見通り(タルマジギル)」へ。 - 18:30 The Bay 101 で夜景ディナー
海雲台に戻り、夜景スポット「The Bay 101」へ。施設内でフィッシュアンドチップスとビールで乾杯!
③【日帰り】主要スポット凝縮!弾丸プラン

釜山駅や金海空港から、日帰りで海雲台を訪れるプランです。移動時間を考慮し、中心部に的を絞って楽しみましょう。
【日帰り凝縮プラン】
- 11:00 釜山駅から海雲台へ
荷物が少なければ地下鉄(約40分・西面で乗換)が最速です。 - 12:30 海雲台で昼食
まずは「海雲台ミルミョン」で釜山名物の冷麺をさっぱりと。 - 13:30 海雲台ビーチ&市場散策
メインストリートを歩き、ビーチを散策。「海雲台市場」で食べ歩きするのもおすすめです。 - 15:00 冬柏島(トンベクソム)散策
ビーチの西端にある冬柏島へ。海岸散策路をぐるっと一周して釜山の海辺を満喫(約1時間)。 - 16:30 海雲台駅へ
お土産などをチェックしながら駅に戻り、釜山駅や空港へ向かいます。
④【グルメ】市場と釜山名物を食べ尽くす食い倒れ旅

海雲台は釜山グルメの宝庫!観光よりも「食」を優先したい方向けの、食べ歩きコースです。
【海雲台・食べ尽くしプラン】
- 朝食(08:00): テジクッパ or テグタン
朝ごはんは釜山のソウルフード「テジクッパ(豚クッパ)」で決まり。二日酔いの朝には「テグタン(タラ鍋)」のあっさりスープも最高ですよ。 - おやつ(11:00): 海雲台市場
「海雲台市場」でトッポッキやおでんなどをつまみ、食べ歩きをするのも楽しいです。 - 昼食(13:00): ミルミョン or アワビ粥
さっぱりと釜山名物「海雲台ミルミョン(冷麺)」か、体に優しい「元祖アワビ粥」を。 - カフェ(15:00): ヘリダンキル
駅裏の「海理団通り(ヘリダンキル)」でおしゃれカフェ休憩。 - 夕食(18:00): ナッコプセ
釜山名物の「ナッコプセ」に挑戦!ナッコプセとは、「テナガダコ(ナクチ)」「ホルモン(コプチャン)」「エビ(セウ)」の頭文字を組み合わせたものです。
⑤【子連れ・雨天OK】インドア満喫プラン

旅行中に雨が降ってしまったり、小さなお子様連れだったりしても、海雲台は楽しめます。天候に左右されないインドア施設を中心にした安心プランです。
【インドア・ファミリープラン】
- 10:00 シーライフ釜山アクアリウム
まずは海雲台ビーチの目の前にある水族館へ。ここは天候に左右されない最強のスポットです。80メートルの海底トンネルや、可愛いペンギンやカワウソに、子供も大人も夢中になれますよ。 - 12:30 昼食(冷麺 or 蒸し餃子)
子供も食べやすいメニューを選びたいですよね。「春夏秋冬ミルミョン」では、さっぱりした冷麺や美味しい蒸し餃子が味わえ、子連れファミリーにも大人気です。 - 14:00 BUSAN X the SKY
雨や雲に煙る海雲台の景色も、それはそれで幻想的です。「BUSAN X the SKY」の展望台は、非日常感が味わえます。 - 17:00 センタムシティ(オプション)
もし余裕があれば、タクシーで「新世界百貨店センタムシティ店」へ。世界最大の百貨店としてギネスにも認定されており、巨大なフードコートやスパ(スパランド)もあって、大人も子供も一日中楽しめます。
⑥【穴場】ローカル気分「海理団通り」散策コース

定番スポットはもう行ったから、別のところに行ってみたい!
という方や、ローカルな雰囲気が好きな方には、海雲台の「穴場」を巡るコースがおすすめです。
私のおすすめは、ずばり「海理団通り(ヘリダンキル)」です。
ここは、地下鉄「海雲台駅」の裏側(ビーチとは反対側)に広がるエリアで、元々は古い住宅街でした。
数年前に廃線となった線路沿いに、個性的でおしゃれなカフェや雑貨店、小さな食堂が続々とオープンし、今では釜山の若者が集まるトレンディなスポットになっています。
⑦【夜景】冬柏島からThe Bay 101の黄金ルート

海雲台の夜を締めくくるなら、夜景は外せません。タクシー不要で歩いて回れる、私のおすすめ「夜景黄金ルート」をご紹介します。
【海雲台・夜景散策プラン】
- 18:00 海雲台ビーチで夕涼み
まずはビーチで日没のマジックアワーを楽しみます。 - 18:45 冬柏島(トンベクソム)を散策
ビーチ西端の「冬柏島」へ。島の散策路から、ライトアップされた「ヌリマルAPECハウス」と、その向こうに輝く「広安大橋」の夜景を楽しむことができます。 - 19:30 The Bay 101(ザ・ベイ101)へ
冬柏島のすぐ隣にあるマリーナ施設「The Bay 101」へ移動。ここから見る、対岸のマリンシティ超高層ビル群の夜景は圧巻です。 - 19:45 夜景とディナー
韓牛が柔らかくて美味しいと評判の焼肉店「大都食堂(テドシクタン)」。〆のにんにくチャーハンも絶品です。
海雲台の観光モデルコースに必要な準備

モデルコースが決まったら、旅をスムーズにするための準備も大切です。ここでは、私がいつも実践している準備のコツをご紹介します。
スカイカプセルの予約は必須
海雲台観光で人気の「スカイカプセル」は、事前予約がおすすめです。
スカイカプセル予約の注意点
・週末や、日没の時間帯は、予約開始と同時に完売することも。
・公式サイトで、訪問日の4週間前の火曜日に予約が開始されます。
・旅行日程が決まったら、予約開始と同時に押さえることをおすすめします。
ネット接続環境
モデルコースをスムーズに回るためには、バスの時間を調べたり、カフェの場所をNAVERマップで探したり、翻訳アプリを使ったりと、安定したインターネット接続が不可欠です。
私は、日本で事前に購入・設定できる「eSIM」を使っていますが、「家族や友達と複数人でネットをシェアしたい」という場合は、「レンタルWi-Fiルーター」もおすすめです。
どっちを選ぶ?おすすめ基準💡
- eSIMがおすすめ:
身軽さ重視、1人旅~カップル、SIMフリースマホを持っている方。
>>韓国旅行でのeSIMはどこで買うのがベスト? - Wi-Fiルーターがおすすめ:
3人以上のグループ・家族旅行(1台をシェア)、設定に不安がある方、複数のデバイス(PCやタブレット)を使いたい方。
>>おすすめはグローバルWi-Fi!大きさはどのくらい?
ビジット釜山パスの活用
もし「BUSAN X the SKY」や「シーライフ釜山アクアリウム」、さらに「ブルーラインパークの海辺列車」など、有料施設を複数訪れる予定がある方は、「ビジット釜山パス」の購入を検討してもよいかもしれません。
「ビジット釜山パス」とは?
釜山市内にある200か所以上の有料観光施設を無料で、または割引で利用できる外国人専用観光パスのこと。
アクティビティ予約サイトで事前に購入・手配しておくとスムーズです。
海雲台の観光モデルコースまとめ
海雲台は、リゾート、グルメ、絶景、ローカルな雰囲気がすべて詰まった、本当に魅力的な場所です。
今回ご紹介した7つのモデルコースを参考に、滞在時間や目的に合わせて、ぜひ自分だけのプランを組み立ててみてください。
皆さんの釜山旅行が、海雲台の美しい景色と美味しい食事で、最高の思い出になることを願っています!

そうならないよう、観光地やショッピングスポットを満喫するためには、現地での移動や情報収集がスムーズにできることが鍵となり、「必須アイテム」や「便利なサービス」のガイド一覧が一層役立ちます。
このガイドでは、初めての方でもリピーターの方でも、必要な情報がすぐに見つかるように、旅行の準備に役立つ持ち物リストや、観光地での移動を快適にしてくれるアプリやサービスなどの情報を集めました。
韓国旅行がさらに楽しめるよう、事前におすすめのアイテムやサービスを確認し、準備を整えて出発しましょう。ぜひ「持ち物の必需品と便利アイテム一覧」をご覧いただき、満足度の高い理想の旅を実現してくださいね。



