韓国旅行を計画する際、リムジンバスの利用方法は事前にしっかり把握しておきたい情報の一つですね。
特に、旅のスタートである、空港から市内までの移動手段がスムーズであることが、旅行の満足度に大きく直結します。
この記事では、リムジンバスを検討している方に向けて、バスチケットの買い方や支払い方法、乗り場の詳細、バスの所要時間などを具体的にお届けします。
明洞と仁川空港間を安心して移動できるよう、実用的な情報を一つにまとめましたので、ぜひご覧ください。
- リムジンバスの乗り方とチケットの買い方
- 各バス路線の料金、支払い手段、所要時間の目安
- 明洞でのバス乗り場の場所とアクセス方法
- 早朝・深夜の利用や予約の有無、利用時の注意点
仁川国際空港から明洞へのリムジンバス利用について

- 空港でのチケットの買い方
- 支払い方法&料金の目安
- 仁川空港での乗り場はどこ?
- バスの予約は必要?
- バスの所要時間は?
- 6015番・6001番バスの停留所
- 明洞行きの無料バスはある?
空港でのチケットの買い方

仁川国際空港でリムジンバスのチケットを購入する場合、チケットカウンターと自動券売機の2つの方法があり、どちらの方法も日本語や英語に対応しており、韓国語がわからない旅行者でも安心して利用できます。
まず、仁川空港第1ターミナルでは、出口付近にある「バスチケット売り場」で購入可能です。有人カウンターが設置されているので、目的地を伝えればスタッフが適切なチケットを発行してくれます。チケット購入後は、紙のチケットを持ってバスの乗り場に向かいます。
- チケット売り場(空港内):1階 4番・9番出口付近
- チケット売り場(空港外):1階 4番・6番・7番・8番・11番・13番前
- 運営時間:6:00~22:00(8番売り場は22時40分まで利用可能。)
仁川空港第2ターミナルでは、地下1階にチケット売り場が設けられています。東側の窓口は閉鎖されていることがあるため、西側の4番窓口を利用しましょう。
支払い方法&料金の目安
利用区間 | 一般(大人)料金 | 子供料金 |
---|---|---|
ソウル市内 ⇔ 仁川空港(直通) | 17,000ウォン | 12,000ウォン |
ソウル市内 ⇔ 仁川空港(金浦空港経由) | 16,000ウォン | 12,000ウォン |
リムジンバスの料金は、仁川空港から明洞まで片道おおよそ17,000ウォン(約1,800円)が一般的な相場です。アクセスの快適さと利便性を考えると非常にコストパフォーマンスの高い移動手段といえます。
支払い方法については、現金だけでなく、クレジットカード(VISA、Mastercard、JCBなど)、さらに韓国国内で広く利用されている交通系ICカード「T-money」にも対応しています。チケット売り場や自動券売機では、クレジットカードによるタッチ決済が可能な場所も多いため、両替前でも支払いに困ることは少ないでしょう。
ただし、T-moneyカードを利用する場合は、事前にコンビニや駅でチャージが必要です。チャージ金額が不足している時のことを考慮し、ウォンの紙幣や小銭の準備をおすすめします。
仁川空港での乗り場はどこ?
リムジンバスに乗車する際、各ターミナルでの乗り場が異なりますので、事前に確認しておきましょう。
第1ターミナルの乗り場

第1ターミナルの明洞行きのリムジンバスは、1階到着フロアの5番から発車します。
第2ターミナルの乗り場

第2ターミナルのリムジンバスの乗り場は地下1階の交通センターにあります。明洞方面行きのバスは、28番乗り場から出発します。
バスの予約は必要?

リムジンバスは事前予約なしでも乗車可能ですが、安心して座席を確保したい、現地での購入に不安という方は事前に予約しておくのもおすすめです。
特に繁忙期(夏休み、年末年始、韓国の祝日など)は、満席になるリスクが高まります。このような時期には、予約サイトを利用して乗車券を事前購入しておくと、当日慌てずに済みます。
予約方法は非常に簡単で、旅行予約サイト(例:Klook、KKday、コネストなど)で希望する路線と乗車日を選び、決済後に発行されるQRコードを保存しておくだけ。当日は運転手にQRコードを提示すれば、そのまま乗車できます。
安心・確実な移動を求めるなら、事前予約が最も信頼できる方法といえます。
バスの所要時間は?
仁川国際空港⇔明洞までのリムジンバスの所要時間は、通常およそ70~90分とされています。ただし、これはあくまで目安であり、実際の所要時間は曜日・時間帯・天候・道路状況によって変動します。
特にソウル市内の朝夕のラッシュ時や、週末・祝日などの混雑するタイミングでは、所要時間が通常よりも長引く傾向があります。バス専用レーンを走るルートも多く、一定の交通対策は取られていますが、完全に渋滞を回避することはできません。
一方、深夜や早朝の時間帯であれば、渋滞が少なくスムーズに移動できるケースが多くなります。
6015番・6001番バスの停留所
明洞行きのリムジンバスは、「6015番」と「6001番」の2路線がおすすめです。どちらも空港から明洞エリアへ直通でアクセスできるため、初めて韓国を訪れる旅行者にもおすすめできます。
6015番

明洞駅近くのホテルや商業施設を複数経由します。特に「イビスアンバサダー明洞」「ソウルロイヤルホテル」など、人気の宿泊エリアを経由し、最終が明洞駅に停車するのが大きな特長です。
6001番

東大門方面が目的地ですが、途中で龍山・ソウル駅・明洞駅にも経由します。

私自身、明洞に向かう際、6001番のリムジンバスを利用しました。理由は、友人がHYBE所属のK-POPアイドルと韓国ドラマ「ミセン」のファンで、龍山にあるHYBE社屋と、ドラマに出たソウル駅前のビルを車窓から眺められるよう、サプライズしたかったのでこのルートを選びました。
6001番は明洞に行くまでに、龍山駅やソウル駅周辺などの主要スポットを通過するため、単にバスに乗って移動するだけでなく、プチ観光を兼ねた移動にしました。
目的地に着くまでの道のりも旅の一部として楽しめる——そんなバスの活用方法も、韓国旅行の満足度をぐっと高めてくれるはずですので、時間に余裕のある旅であれば、ぜひ試してみてくださいね♪
明洞行きの無料バスはある?
明洞方面へ向かう無料バスは、基本的に常設ではなく、期間限定や特定の条件下で提供されるものがほとんどです。
代表的な例として、過去に韓国の人気コスメ・ドラッグストア「オリーブヤング」がキャンペーンの一環として実施した外国人観光客向けの無料シャトルバスがありました。
これらの無料バスはキャンペーンの対象者に限られ、運行期間や対象人数も限られていることが多く、希望しても必ず利用できるとは限りません。また、定員制で事前予約が必要な場合もあり、先着順で満席になってしまうこともあります。
また、必ずしも自分の宿泊先の近くに停車するとは限らず、最寄りのバス停からホテルまでの移動が必要になるケースも考えられます。重い荷物を持って移動することを考えると、便利さはやや限定的とも言えます。
また、いくつかの高級ホテルや一部の大型観光ホテルでは、宿泊者向けに仁川空港とホテル間を結ぶ無料送迎バスを運行している場合もあります。これらはホテルの公式サイトで事前に予約が必要だったり、フライト時間に合わせて限定運行される場合が多いので、旅行前に情報を確認しておくと良いでしょう。
無料で明洞方面にアクセスできるバスは魅力的ですが、条件や制約が多いため、利用できるチャンスを見逃さないためにも旅行前に最新情報をチェックし、必要であれば早めに予約を済ませておくのがおすすめです。
明洞から仁川国際空港へのバス情報まとめ

- 明洞でのチケット売り場
- 明洞周辺での乗り場はどこ?
- 明洞駅から空港までのルート
- 時刻表を確認する方法
- 混雑状況と快適な乗り方
- 早朝便利用者向けのおすすめ情報
明洞でのチケット売り場
明洞エリアには、リムジンバス専用のチケットカウンターは設置されておらず、バスに乗る前に「その場でチケット代を払う」スタイルが一般的です。乗車時には現金、T-moneyカードなどの支払い手段が可能です。
事前にチケットを手に入れておきたい方には、先述したように「Klook」や「コネスト」といった旅行予約サービスの活用がおすすめです。これらのサイトでは、リムジンバスのチケットを事前購入でき、購入後に発行されるQRコードを運転手に提示するだけで乗車可能なため、紙のチケットを持ち歩く必要もなく、言葉の壁もありません。
このように、明洞でのチケット購入はやや不便に感じるかもしれませんが、事前に準備をしておけば問題なくスムーズに乗車できます。特に荷物が多いときや、時間に余裕がないときにはオンライン購入がベストです。
明洞周辺での乗り場はどこ?
明洞エリアからは、6001番、6015番などの空港方面行きバスが多くの停留所を経由するため、宿泊先や観光地からスムーズに空港へアクセスできます。
代表的な乗り場のひとつが「世宗ホテル前」で、明洞駅を起点としており、買い物のあとにすぐに空港に移動したい方にとって最適な立地といえます。
空港行きバスの乗り場は、それぞれのバス路線によってルートが多少異なるので、事前にオンラインの時刻表や地図で確認しておくと安心です。また、乗車時にはバス停に明記されている路線番号(例:6001、6015など)と目的地が一致しているかを確認しましょう。
明洞には仁川空港行きのバス停が広範囲にわたって設けられています。各ホテル前の停留所を上手に活用すれば、大きな荷物を抱えた状態でも快適に空港へ向かうことが可能です。初めて訪れる方でも、事前に場所を確認しておけば安心して乗車することができます。
明洞駅から空港までのルート

明洞駅⇔仁川国際空港は、リムジンバスを利用するのがもっとも簡単かつ快適な移動方法です。
地下鉄を利用することも可能ですが、乗り換えが複数回必要であること、大きな荷物を持っての移動には適していないという理由から、多くの旅行者がリムジンバスを選んでいます。
リムジンバスは明洞駅周辺に複数の停留所が設置されており、仁川空港まで直通でアクセス可能です。バスはおよそ70~90分程度で空港に到着するため、飛行機の出発時刻の3時間前を目安に出発するのが安心です。
道中は、光化門やソウル市庁などを経由して西へ進み、高速道路を利用して仁川空港へ向かいます。バス専用レーンを活用する区間も多く、一般車両の交通渋滞を避けられるのが大きなメリットです。
特に、明洞駅から空港へ行くリムジンバスは、観光やショッピングの後、荷物をそのまま積んで移動できる点で非常に便利です。特に帰国直前にもう一度街中を楽しんでから移動したい方にとって、おすすめな手段と言えます。
時刻表を確認する方法
バスの時刻表は、公式ウェブサイトで確認するのがもっとも確実です。一番のおすすめは日本語でも提供されている「AIRPORT LIMOUSINE」です。路線番号(例:6001番、6015番など)を選択し、希望の停留所をタップすることで、時刻表が表示されます。
このような形式であれば、明洞発なのか空港発なのか、どの時間帯に本数が多いのかといった情報も一目で確認可能です。
また、リアルタイムでのバスの運行情報を確認したい方には、韓国の公式バス運行情報サイトをおすすめします。
このサイトでは、「路線と停留所を検索」の検索部分に自分が乗りたいバスの番号を入力すると、各路線バスの現在位置や接近状況をリアルタイムで確認できるため、バスが今どこを走っているのかを把握できます。
旅行中にバスが遅れているかどうかを即座に知ることができるので、待ち時間の不安を大きく減らすことができます。ただし、サイト内の情報は主に韓国語で提供されているので、翻訳機能のあるブラウザや翻訳アプリを併用するとより安心です。
混雑状況と快適な乗り方
仁川空港と明洞を結ぶリムジンバスは、韓国を訪れる多くの観光客に利用されています。座席を確保したい場合は、出発の15~20分前にはバス停に到着しておくのが理想です。
- 空港から明洞方面:10時~14時頃
- 明洞から空港方面:16時~19時頃
荷物の取り扱いについても注意が必要で、スーツケースなどの大きな荷物はバス下部のトランクに預けるのが基本ですが、貴重品は手荷物として自分で管理しましょう。下車時には荷物の引換券を提示する必要があるので、乗車時にもらった券は必ず手元に保管しておいてください。
さらに、バス車内は自由席ですが、窓側の座席から埋まる傾向があります。風景を楽しみたい方や、他の乗客との距離を保ちたい方は、早めに並ぶことで希望の席を確保しやすくなります。なお、バス内では次の停留所が多言語でアナウンスされるので、韓国語に自信がない場合でも安心して利用することができます。
早朝便利用者向けのおすすめ情報

仁川空港を発着する便の中には、早朝や深夜のフライトも多く、そのような早朝移動におすすめなのが、「N6701番」の深夜バスです。この路線は23時から午前4時20分に運行しており、明洞エリア⇔仁川空港へのアクセスをスムーズにしてくれます。
どうしても公共のバスでは時間が合わないという場合には、空港送迎サービスを利用するのもひとつの手です。Klookやコネストなどのサービスでは、24時間対応のチャーター車を予約することができ、深夜や早朝でもドア・ツー・ドアで移動できます。
早朝に移動する際は、交通渋滞の影響は比較的少ないものの、寝過ごしやトラブルによって遅れることがあるため、前日までの準備やスケジュールをしっかりと把握しておくことが、早朝便をストレスなく利用する鍵となります。
総括:明洞と仁川国際空港を結ぶバスについて
この記事のポイントをまとめます。
- 明洞⇔仁川国際空港間はリムジンバスで直通移動が可能
- チケットは空港のカウンターや自動券売機で購入できる
- 支払いは現金・クレジットカード・T-moneyカードに対応
- チケットカウンターは第1ターミナル1階、第2ターミナル地下にある
- バスの所要時間は通常70~90分ほど
- 明洞行きには6015番と6001番の2路線が便利
- 明洞エリアにはホテル前を中心に複数の乗り場がある
- 明洞には専用チケット売り場がないため、車内または事前予約が必要
- オンライン予約はKlook、コネスト、KKdayなどで可能
- 無料バスはオリーブヤング等のキャンペーン時に期間限定で運行
- 明洞から空港行きのバスは世宗ホテルやイビス明洞前などから乗車可能
- 混雑を避けるなら時間帯をずらし早めの到着が望ましい
- 荷物はトランクに預け、引換券は下車時まで保管が必要
- 深夜・早朝の移動にはN6701番バスやチャーター車の利用が便利
- リアルタイムでバス位置を確認するなら韓国の公式サイトが使える

そうならないよう、観光地やショッピングスポットを満喫するためには、現地での移動や情報収集がスムーズにできることが鍵となり、「必須アイテム」や「便利なサービス」のガイド一覧が一層役立ちます。
このガイドでは、初めての方でもリピーターの方でも、必要な情報がすぐに見つかるように、旅行の準備に役立つ持ち物リストや、観光地での移動を快適にしてくれるアプリやサービスなどの情報を集めました。
韓国旅行がさらに楽しめるよう、事前におすすめのアイテムやサービスを確認し、準備を整えて出発しましょう。ぜひ「持ち物の必需品と便利アイテム一覧」をご覧いただき、満足度の高い理想の旅を実現してくださいね。